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いつも元気

「想像を超える未来を描く・・・・・・日常の何気ないことがらまで」

ほんまもん001

ふたつの練習

生花の稽古は、小原流の様式集成より 色彩盛花様式本位・菊三種挿し
 今月の研究会用の最初の稽古
事前の予習も併せて・・・・思い出しながら、生ける
自宅に帰って、もう一度生け直してみる

書道の稽古は、高木聖雨 著 「潤渇」
筆の長・短、剛毛、柔らかい筆

墨の摺り方と滲みの出る方法まで、優しい指導書
楷書 と 草書を 稽古する

菊三種挿し 1 菊三種挿し 2

楷書 稽古 潤渇ジュンカツ





皺のある顔

脚本家の山田太一さんと画家の木下晋さんの会話
『・・・・私はつい気になっていたことを質問した。どうして老婆老人ばかりを描くのですか、絵を描く人なら、若い女性を書きたい、その美しさもたまには自分の絵にしたいとか思わないのですか・・・』山田太一

『皺のない肌はつまらないから』 木下晋

なぜそこまで人が眼をそむけたくなるような顔とか身体を描くのか、この本を読んで木下晋の生い立ちから画家としての名声を得るまでを知ると、当然の返答だったとわかる。

昨年末のNHK・ETV特集「日々、われらの日々ーー鉛筆画家木下晋妻を描く」でこの人の存在を知る

幼い時から極貧の生活の中、学校の美術の先生が絵の才能を見出してくれて・・・・・ラーメンを食べさせてもらえることがスタートだったという。
動機は、その美術の女性教師が女優のような美人だったこと!!

貧しい生活をそのままに、鉛筆にすべてを掛けて描く姿勢に、時に人はその才能を見出して捨てておかない。
他人の援助と縁を何人からも頂いて‥‥東京大学の講師の職まで就く、人の援助のすごさを改めて知る。

木下晋の出世作の盲目の小林ハル(瞽女唄の最後の伝承者)の深い顔の皺を見つめながら
1983年の作と20年後の 2003年作それぞれに 迫力がある

木下晋 いのちを刻む

小林ハル1983 小林ハル2003




手になじむ筆記用具

最近発売された、pentelのボールペン。鉛筆形状に似て六角形で握りやすい
インクは在来のエナジージェル ペン先は0.5mm ローラーペン
リフィール(替え芯)は黒色・赤・濃紺・青の4種類
ペンが変わってもpentelのボールペンにはすべて対応している

このpentelと三菱のジェットストリームは、世界のボールペンの中でも最上位クラスの書きやすさを競っている
ロメオとかパーカーのリフィールもよく似ているが、やはりジェットストリームには劣る

日本製品の高性能さは、本当に驚くものがある。
ユーザーの要望を完璧に満足させようという心構えがそうさせているのだろうか
欧米の品物は、自社の特性とこだわりが売り物とばかりに、使いにくさまで押し付けるようなところがある
それはいい意味でメーカーのこだわりだが、日本人技術者の寛容さと要望を聞く態度は研究熱心さによって裏打ちされているように思う

シャープペンは、使っているうちにずいぶん購入してきた
高価なものが使いやすいとは限らない、むしろお手軽な価格の方が手になじみ軽くていつまでも書いていたいと思ったりする

私のイチバンのお気に入りのシャープペンは(黄色い色)pentelのP-209 欧米限定販売の商品。
(イギリスの建築家、ノーマン・フォスターが使っていた品物。)

 私は、(pentel・Ain stein 2B・0.9mm)芯を使っている。
紙に芯が流れるように~なめらかで本当に書きやすい
逆輸入して、購入した。
また、色と名称が違うが、(オレンジ色の)DELFONICS 0.9mm も同じpentelの 欧米限定商品

買った時に少し使っただけで、その後ペン立ての飾りになっている筆記具も多いが。
世界の品物を探し回り~何年も使い続けてやっと自分の使いやすい筆記具に出会うな~。

ペンテルボールペン ステーショナリー シャープペン多種01


繊細な美

花言葉は『繊細な美』 『しとやかな恋人』
東かがわ市大谷の池の土手に咲いていた 「フヨウ」
朝からこの色なので、日差しと共に色の変化するスイフヨウではなさそう
朝日が昇ってきた東に向いて勢ぞろいして咲いている

道路脇で去年もこの場所で見たな~と思いながら、車を停めてカメラに写す
鋏を出して、二本ぐらい切り取ろうかと・・・・悩んだところだが
二~三日ぐらいでしぼんでしまう、命の短さを想うと、そ~っとしておこう

この花とよく似た類の、ムクゲ。ハイビスカス。などはたくさんの蕾があるかぎり 毎日のように咲き続ける
ムクゲは夜になると・・・萎んでいるが、このフヨウもそうなのかと思う。

華の繊細さは花びらの柔らかそうな薄さから・・・・そのような花言葉が生まれたのかと
花芯を見つめる・・・・わたしのお気に入りの花「フヨウ」です

今朝の日の出は5時半ごろだと思うので、オアシスからの5時前は全くの夜明け前
3秒開放のシャッターでフェンスの上にカメラを置いて写してみた
馬篠の漁港は、仕事準備の漁師さんたちの明かりが闇に浮かんで・・・・夜明け前を教えてくれる

芙蓉咲く 日の出前909






はがれたページ

本棚から一冊、無作為に目についた本を取り出す

鈴木繁伸・芳村思風 著 『この哲学から日本の復活が始まる』(上)(下)

中ほどの上巻p61~p71が製本からはがれている
何度も何度も繰り返しマーカーで線を引き読み返したことが判る
20年ぐらい前の書籍で、今は廃番になっている

この第二節 時流独創の精神  は芳村思風 の思考の大きな成果
①自分の心を本当に納得させてくれるものを理屈抜きに追い求める
②固定観念、先入観念から自分を解放する
③自分の使命がなんであるかを知る
④命から湧き上がってくる欲求、欲望、興味、関心、好奇心を持つ
⑤長所を伸ばして個性を創り出す
⑥限界への挑戦

そのページを、読み返すと懐かしい師に再会したような気分になる
そしていくつかは、自分の思考の一部となって身についていることは、この著書に出会ったお陰だと・・・・有難く思う!

   この哲学から日本の復活がはじまる    破れたページ この哲学から

車を見せる生活

一つの美術品の為の空間、恒久的に展示物の入れ替えのない専用美術館というのも世界的にも、最近ではそれほど珍しくない。
絵画を壁面に埋め込むように配置して、それ専用の空間は計画する時にもあらかじめイメージを絞り込める

今回計画している建物には、スーパーカーが主題になった住宅
ただガレージにきっちりと納まっているだけではなく、どうやらそれ以上のことを望んでいるクライアント
お気に入りの美術品が生産性ではなく、いつもきちっとしかるべきところに設えられていて安心して見れる
高価な絵画や骨董品と似て、嗜好品と人との関係もそのようなことがあるのかもしれない
いつもそばにいて眺められる設営。
一番美しく見える、設営方法等

一台の車のサイズを確認しながら説明を受けていたが、このマクラーレン720S
この車はいろんな部分がよく考えつくされていて
マニアが高価な費用を払ってでも手に入れたくなる要素を持っている
車なので、当然走ることもその走行性能など気になるところであるが、何処から見てもシルエットだけでも抜群に美しい
ドアが斜め後ろに開く、デュヘドラルドアという形らしい。 乗り降りに際し頭部分が障害になりにくい形状
何処を見ても、マクラーレンというメーカーの姿勢とデザイナーのこだわりに感動する車であった

何処に駐車するのか?買い物など街乗りには困るだろうが、走りやすくて街中でも十分楽しめるという

コレクターのお気に入り度合いが明確でそのための空間もイメージしやすくテーマがぶれなくて進められる。

マクラーレン720S マクラーレン720S-2

薫風自南来 (くんぷうみなみよりきたる)

昨日朝、事務所に入った時に何か鼻につく匂いが・・・気になった
膠(にかわ)のような腐った匂いのような・・・・悪臭なので
昼からの来客のためにその匂いの元を取り除こうと探していた
一昨日からの残しておいた墨の所為でその残り香かと思い・・・硯を裏の書庫へ運ぶ
でもそのうち・・・来客
昼過ぎに、打ち合わせが終了して、まだその香りが気になったので・・・・・探りながらついに突き止めた
匂いの元は・・・・・本棚の前に生けた先週からの女郎花が開花だった
せっかくの花も、香り一つで嫌われるものかと・・・・・女郎花(オミナエシ)の黄色い花を見る

南より台風10号という超大型の台風が来ているという
そして本日、打ち合わせから帰宅して・・・・・・・・・その香りと共に思い出す言葉があった
一休宗純 筆(この筆使いの迫力に一休禅師の人柄を想う)

薫風自南来(くんぷうみなみよりきたる)
殿閣生微涼(でんがくびりょうをしょうず)   『東坡集』

南から薫り高い風が吹いてくる・・・・楼閣の部屋に実にさわやかな雰囲気が醸し出される

薫風は初夏の季語だが、気分を新たに墨を摺りなおして
墨の香りを・・・・くまなく部屋全体にひろがるように新しい十丁の墨で摺る

来週提出する、作品課題を・・・・延々書く

今日のお昼の生花稽古
<ひらくかたち> 
クルクマ
スプレーマム
鳴子百合
 花器:ガラス高台花器

薫風自南来 一休宗純筆  墨の香り01

オミナエシ 開花 ひらくかたち正面性1