FC2ブログ
日本伝統工芸展
- 2019/01/10(Thu) -
ネスターマーティン1
 計画中のお客さんの家でのストーブ談義をしていたら、実家のストーブを見てみるかいといわれ・・・・
ベルギー製の ネスターマーティンを見学させてもらう
正面のガラス面が大きく、モダンなつくり、炎を見ているだけでも薪ストーブに癒される
家全体も体の芯から・・・・ふわーっと暖かい

お昼に見学に行った、県立ミュージアムの日本伝統工芸展、今年も造り手のライブラリーを研修生の作品と共に見学
銅と銀の合金の板(四分一)2.5mm から器を作る
ハンマーの柄造りから初めて、二年かかりの研修を早送りで説明

研修生もプロの業師、少し教えたら、どんどん作っている
こそ技能能力にその道の職人技を感じる
他の作品も、いつもの通り、見る目を圧倒する力作ぞろい
ものつくりの端くれとして、刺激をいっぱい貰って帰る

  伝統工芸展1       伝統工芸展2

金工作品4  金工作品3

金工作品2  金工作品1



この記事のURL | デザイン・クラフトマンシップ | CM(0) | TB(0) | ▲ top
「生きがいについて」の背景
- 2019/01/09(Wed) -
小豆島を見る1  長島神社1

瀬戸内海の岡山側、長島愛生園の前から小豆島を望むと海は銀色に輝いて暗い影のような小豆島がその向こうに見える
さぬき市の津田から見る景色とこんなにも違うのかと光る海を見つめる。
目の前には、干潮時には歩いて渡れるという長島神社の参道が目の当たりに見える

讃岐津田の事務所から車で三時間かけて来てみようと思ったのは、先日<リブレボディ>へ行った折、 T 君と 長島愛生園のことについて話をしていて、まだ行かれたことがないのであれば・・・行かれたら、神谷美恵子さんの存在が分かりますよと・・・言ってくれたから~。

先日から、電話で予約して、神谷美恵子さんの遺族が贈答した神谷書庫を一度は観たくてやってきた。
見学用の施設が充実していて、パンフレットも完備している。
書庫という名にしたのは、建物の代金を贈答されたので蔵書はごく最近神谷さんの遺族の方が持参して整理されているらしい。
時間予約していたので、あらかじめ私一人のために暖房機で温めていてくれたことに感謝しつつ、読んだことのない資料を読ませてもらった。

資料館へも足を運び、ハーモニカの青い鳥楽団のコーナーで、ハンセン病患者だった近藤宏一さんが
『燃えなければ、光はないといったんですね~ 僕らは燃えたんですね、みんな燃えたんです~」という言葉が
印象に残っていたが、この言葉のことを、長島愛生園にいた明石海人という詩人の言葉だと知った
 
『深海に生きる魚族のやうに、自ら燃えなければ何處にも光はない』

神谷さんが昭和32年から昭和47年まで15年間、芦屋から五時間かけて通った事。
水曜日から土曜日まで幼い子と夫を残して精神科医として勤務していたことを本で知っていたが、橋もかかっていない時代
よくぞ通い続けてこの島に来たものだと・・・・この島に来てみて、信じがたいほどその労力と勤勉さに頭が下がる思いにさせられた。

蔵書の文章に赤鉛筆でアンダーラインが引かれているのを見つけると、フランス語の堪能なこと、徹底的な学習態度を見せつけられるようで圧倒される。
神谷美恵子が「生きがいについて」を7年間かけてまとめ上げた背景の一部を垣間見たような、島への訪問だった。


神谷書庫0  神谷書庫1

神谷書庫3  神谷書庫4

長島愛生園1  長島愛生園2






この記事のURL | 書道・書棚から・整理整頓 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
ヒッチハイク
- 2019/01/07(Mon) -
堆肥舎1  梅開花2

長さ90mの中山町の堆肥舎棟はほぼ完成、隣の牛舎を建設中
見下ろすと、木立の中にピンク色の花の群れ・・・・早い梅の開花でしょう
もうすぐ冬を通り越して、春の知らせのようです

ドームの中も着々と工事が進んでいる関係上
駐車場の位置も、だんだん追いやられて、現場から遠ざかっている

さぬき市へ帰宅途中に11号線の番町で見かけた<鳴門>とプラカードを掲げた青年が車道に向いてヒッチハイクをしていた
一度は通り過ぎたが・・・大学時代によくヒッチハイクをしたことを思い出して、フェリー通りから古馬場を抜けて再び、11号線のところに戻り、そのヒッチハイクの若者を乗せた
さぬき市津田までのつもりだったが、中山町の打ち合わせが早く終了したので、鳴門の高速道路入り口まで乗せて送る・・・

今年25才になる札幌から来たヒッチハイクの若者と話をしながら、私が20歳の頃、博多の国道三号線に立ち、ヒッチハイクをして延々・・・・東京の上野まで何度か行った頃を思い出していた。
ワラジヤの地図と米軍の放出品の寸胴のバッグに衣類を入れて、何台ものトラックを乗り継いで、夜中に・・ポンと上野駅の駅前に降ろされた事を思い出したり。銀座。新宿を見物していたころを・・・ 
新幹線も九州まで来ていなかった。
高速道路も、神戸からしか開通していなかった。
期末試験が終わったわずかな休みの時に・・・・遠くへ思いを膨らませてきたころ
ラジオからフォークソングが流れ
映画「イージーライダー」や  ジャック・ケルアックの小説「路上」 小田実の「何でも見てやろう」 に感化されていたころだ。
携帯もなく、ナビもない時にとにかく東京や京阪神の空気に触れたくて、ヒッチハイクをしていたと思う。
そんな 様々な時代の変化を思いめぐらせてヒッチハイクの若者と車中話をしていた。

週末には、成田からアイスランドへ友達と旅立つと話されていた、
ヒッチハイクの A君の顔には 未来に対する漠然とした夢と希望に満ちているように・・・その瞳は輝いていた
しかし残念ながらブログに掲載を本人の了解を得ていないのでサングラスを描いて加工し掲載させてもらう。

ドームの中43  ドームの中44

ヒッチハイク1  ヒッチハイク2


この記事のURL | 現場リポート・環境 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
元結(もっとい)
- 2019/01/06(Sun) -
水引1

本所達磨横町(ほんじょだるまよこちょう)の長屋に住む左官職人・長兵衛の『う~ッ寒い~』という袖を胸の前で閉じるように寒さを感じさせるセリフで柳家さん橋が熱演する有名な落語の人情噺 『文七元結(ぶんしちもっとい)』 の 元結(もっとい)という言葉の意味を知らずにずいぶん長く聞いていた。

今月の小原流の月刊誌:挿花の特集記事が『水引』 だった。
そして詳しくその成り立ちや、製作のこと、そして水引と元結の違いのことまで説明されている箇所を読み進むにつれえて
文七という人物は実在の人物で、長野県飯田市に桜井文七の墓と供養塔まで作られていること、元結屋を営んでいたことが語り継がれている。

昭和の時代になっても、飯田市の水引は工芸品の域にまで高めて現在に至ることを知った
元結とは、相撲取りの髷を結ぶ強固な水引のことと思ったらちょうど・・。
古くは麻の糸や組みひもが使われていたものを江戸時代になると細く切った和紙によりをかけて強度を増し、米のりを縫って艶を出した元結が使われるようjになったという。
明治時代は木製の元結より機でテープ状の和紙をねじり、強度のある紙紐にしたという。
今では、水引工場の風景として機械によるよりを掛けるシーンが掲載されている。

落語の『文七元結』は 柳家さん喬もよし。古今亭志ん朝の人情噺のデリケートな表現もよし、立川談春の 博打打の長兵衛を諭す、吉原の佐野槌の女将のセリフの迫力もよかった・・・・と 思い出しながら

 水引2  水引3 
水引4  水引5  





この記事のURL | 書道・書棚から・整理整頓 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
生け花の手入れ
- 2019/01/05(Sat) -
ひらくかたち多面性

今年最初の書道稽古日と生花の稽古が午前と午後になった
新年競書課題提出分と文化展の作品は、Y 先生に選んでもらった

 生花は、 ひらくかたち:多面性
花材(4種生け)
デンファレ・ゴッドセフィアナ・バラ・ニューサイラン

デンファレの水揚げのために小さなハードホルダーに入れられていた
このような時に花屋さんの気遣いを感じる

年末に生けた、門松のセンリョウがお辞儀をして・・・元気がない!
水引を解いて、ハードホルダーを見てみると案の定、水が枯れていた
ハイポネックスを入れた液も7日目には補給水が尽きるのだと・・・・今後のために記憶しておこう
針金を解いて、再度ハードホルダーに補給水を入れて門松を飾り直した

見えないところの足元をきちんと手入れすることを考えながら、赤芽柳の剣山のところを見ると
白い根が放射状に延びてきている・・・・・・・元気に活着していることがうれしかった

そしてカメラに写せなかったが・・・・・綺麗なカワセミが一羽、事務所前の西代川堤防の上に留まっていた
『水辺の宝石』と言われているその姿は、コバルトブルーの背中とオレンジ色の腹部が絶妙のバランス、これほどきれいな鳥がいるのかと、見入ってしまうほど。 
ポケットの携帯のカメラがあったのに取り出して写そうとしなかった。
餌となる小魚が豊富なのだと・・・・またの機会を楽しみに待つとしよう

ハードホルダー1   ハードホルダー2

でんふぁれ1   赤芽柳の根1
  

この記事のURL | 植物・生花 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
新年競書課題
- 2019/01/04(Fri) -
新年競書32

年賀状の宛名書きの合間に、年末から書き始めて30点
やっと新年競書の提出に間に合わせられそうな作品が出来た
10枚よりも20枚、墨を摺り続けてさらに10枚 半切の二分の一のサイズ
もう一人の自分と根気比べの戦いのような、まさに「克己」と呼べそうな、自身に立ち向かっている感覚がある
疲れたから、今日はもう休もうと思うとそれまで・・・・しかしあともう少しと踏ん張ると、そのような作品が出来る
不思議とその差が自分にはわかる

摩り減ってゆく墨を見ると、よく摺ったものだと達成感が湧いてくる
墨摺りで、筆を持つのも辛いほど、腕がつかれると・・・・・・時々、自動墨摺り機が欲しくなる
太筆で大きな文字を書くときは今度からそうしようかと・・・

出来上がった書を見ながら、自己嫌悪に陥ることもしばしば
でも、もう少しと背中を押す情熱は、先人たちの書かれた文字や文章から受け取る
そのぐらいで、何を情けない顔をしているのですかと・・・・書道家の先輩たちから、叱責を浴びせかけられる
それを吹っ切るように、自分との戦いだけに・・・・・今日も専念しながら筆を手にした

庭の黄色いロウバイと沈丁花の蕾が赤く色づく正月に・・・・・

ロウバイ32  沈丁花赤蕾1




この記事のURL | 書道・書棚から・整理整頓 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
前ページ | メイン | 次ページ