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ほんまもん001

柄杓のデザイン

つい先日、Kさんの茶道具を拝見したときに、思わず手にとってお気に入りの柄杓を眺めた。
その昔、茶道のお稽古を始めた頃にこの柄杓を手に絶妙のデザインに目を奪われたことを思いだしていた。

使い始めて、その軽さとしっかりした機能性にさらに感心した。

どこを見ても、無駄のない、それとて、すべて少しずつ緩やかなカーブの連続でできている作り手の感性に日本人の美意識を見た思いだった。

水が入る<合>は手前に歪むように傾いて手にしてちょうどの角度。
竹の表面を、太鼓の胴のように緩やかに削りだし底を平たく、口は薄く繊細に仕上げる。
もうそこには、無骨さはなく、洗練された茶道具の完成度の高さがかもし出されている。

柄のデザインも
水差しや炉の中から柄杓を引き上げたときに、すっと水か切れる下の形状
畳の上に置いた時に留めきりの柄の小口が決まる。

ものの形を考え、設計をする私にとっては、お手本のような道具になっている。

柄杓1
柄杓2  柄杓3

柄杓4  柄杓5

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