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ほんまもん001

棟札を作成

後世の人びとが、この棟札を見たときにどのように思うのだろうか?
沿革を考えながら、この建物に携わった人達が過去の人になった数十年後の未来の事に想いを馳せていた。
古建築の解体修理の時に取りざたされる棟札の内容を聞いたことはあるが、自分達の仕事のこととしてはっきり意識して残す言葉を記載するのは初めてだった。
寺社仏閣と違い住宅は使用用途が時代の変遷に追従しにくい要素がたくさんありすぎる。その為に、丹精込めて造られたいい建物なのに、解体されたりして長く存続するのは容易でない、100年くらい住まわれる住宅は限られてくる。
世代が変わり住まい手の変遷があっても、メンテナンスして長く愛され使い続けられる住宅であって欲しいと作り手としては思うもの。
この棟札が未来の住まい手の目にとまり、造られた沿革を読んだ時に、その人の心に何代もに渡り生かされてきた桧の住まいだということを伝えたいと想った。
先祖から頂いた木材を使ってこの度住宅として造る機会を得た、職人の中の一人として・・・・
裏2

施主の西尾さんからの依頼により新たに棟札を作成した。
桧材 50cm×30cm 厚さ3cm
沿革を長文で作成して裏面に書いた、表面はnetで資料を調べて一番オーソドックスな文面にする。
表

A3大の紙面に文面構成をして桧板にレイアウトを検討する。
鉛筆にて大体の寸法割付を行い、
表面の筆文字は練習1回、裏面の沿革文字は、1回で清書(王義之に習って)
墨は木面専用墨を使用、小口に記名落款を押印する
木墨
小口
現場、押入上部の棟木に今週中に泉さんに取り付けていただく予定。
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