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ほんまもん001

施主と大工さん

土曜日の夕方現場へ行くと、施主の西尾さんが日焼けした姿で大工の泉さんと話しをされていた。
 人汗かいたという清々しさを感じたので聞けば、南川のお祖母さんの草刈を休日の間にしてきたという。
最初の出会いから、もう1年半が経過している事もあり、遠い親戚の人と話をしている感じに近い雰囲気だった。

 最初はお互いに、安心とか信頼感は程遠く、先の見えない住宅工事以前のことで不安が募るばかりだった。その後、伐採の段取りから製材、乾燥と随分の時間を共有したことがお互いを同士か戦友のような心持にしているのかもしれない。
 西尾さんも家族ぐるみで、製材後の乾燥の桟積みを中心的に手伝ったり、木材の塗装もしばしば経験してきたので、工事は手をつけず、お金を出すだけの施主とは随分関わってきた内容と立場が違うことも大きい。

いうなればもっと、職人さんの懐に入っている人に近いという存在だと思う。
私達設計者もその中間的な立場で、ともに全ての作業を携わってきたので、お互いの仕事上の境界線が重なり合っているように思う。だから長期間に渡り、ここまで、来れたともいえる。

この工事の携わり方が、見えないことの連続だったので、お互い助け合う姿勢が最初からあった。
西尾さんと泉さん2
西尾さんと泉さん1
夕日を横目にしながら、二人ブルーシートをたたんでいる。
その姿が田植えを済ませたばかりの水田に反射して私には信頼している心が見えるかのように、ほのぼのと見えた。
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Posted byほんまもん001

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