FC2ブログ
ほんまもん001

素屋根の下で

上棟後の『田面の家』では、素屋根を掛けて養生ネットが張り巡らされているところ。
先日、久しぶりに戸塚元雄さんに電話して「大川町で桧の家を建てているので観に来ませんか・・」と声をかけてお誘いしたら、昨日来てくれた。
見上げるなり『ウワーこんな桧の家は初めてだなー』と社交辞令半分で総桧造りの家を眺めてくれた。
素屋根下2
素屋根下1
素屋根下4戸塚
素屋根下3戸塚
私が設計した民家型工法の家をきちんと観てもらうのは、20年ぶりぐらいですかねーと飯山町で手加工にこだわった住宅を見てもらって以来になる。
木組みを見せて地元の木材を使い、手加工にこだわった住宅造り<民家型工法>については、今や、戸塚さんが一番経験も豊富で第一人者だと思う。

詳細に渡って話をしながら、雨漏りしそうなところ、コスト管理のことなど多岐に渡ってアドバイスを頂いた。
殆んどの図面を描いた大西君に対しても、工事をまとめている泉さんに対しても同じであった。
中でも、外観の様相を『ボクは古いタイプの外観は嫌いだなーーやはり新しい感じがないとね・・・』という言葉が耳に残った。
戸塚さん独自の好みの問題のようにも聞こえたが・・・・・

確かに、グリッドと工法と内法高さを決めると殆んど在来工法である程度の完成度は保証されたようなところがある。様相も懐かしいような日本の家屋の形が連想できてしまう。
そのことに対する物つくりの心を律する気構えのような事を聴いた気がした。

それは、この工法のシステムに胡坐をかいた作り方に陥りやすく、クリエイティブな感覚を失いかねないことに対するアンチテーゼのようにも聞こえた。

『もうボクも今年70になるんですよ・・』と話しながらでも、この工法の可能性にかける挑戦する意気込みと気概を感じた。
その話を聴きながら、茂木健一郎の 創造力=意欲×経験 と云っていた事を思い出して

<年齢を重ねた経験と意欲のある先輩にはかなわないもんです>ーーーと言う言葉を思い出していた。
招き猫の付いた車

職人さんのトラックの後部車輪のところにひょうたんと招き猫が吊るされていたが・・・
昨日の戸塚さんはこの招き猫が呼んでくれたものかもしれないーーーーと思った。
スポンサーサイト



ほんまもん001
Posted byほんまもん001

Comments 0

There are no comments yet.