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ほんまもん001

自分に自信が持てた頃

先日の朝日新聞の『be saturday』 フロントランナー を見ながら、自分とよく似た性格の人がいるものだと思った。
その人は クリエイティブディレクターの箭内道彦さん。

私の20代の頃は自分の仕事ぶりが、誰かの物まねでないかと、個性の無さに劣等感を持っていた。
30代には、これではいけないと真剣に基礎から古建築を学び直そうと10年間かけてとにかく見て学んでいた。
40代半ばになってやっと自分の長所が、作風としての個性があるタイプでなく、相手との間合いを鏡のように反映させることに長けているタイプだと納得した。

箭内さんは『自分は空っぽで、相手のエネルギーを吸収して生み出す。だから終わらない自信がある。仕事の仕方が合気道的なんです』という。

彼と表現は違うが私自身も、真っ白の吸い取り紙のような存在でいようと心がけるようになった。
それからの仕事の取り組方や生き方に、迷うような事はなくごく自然に全力で自分の個性を出せる様になった。
彼の新聞記事を読みながら、苦しかった自分自身の20年間の自分探しの思い出が甦り、この箭内さんの苦悩が手に取るようにわかる。
                           朝日新聞2

朝日新聞1

古建築を見ながら付き合ってくれた友人や、先輩達に本当に感謝し、御礼を言いたい気分になる。
20代、30代の自分磨きのトレーニングが無駄でなかったと今でこそ言えるが、その頃は個性的な作風を持っている同年代の友人や先輩が偉大に見えて自分の存在意義を認めることが出来なかった。

箭内さんがこの記事で、<ライバルや師匠は遠い世界で見つけるほうがいい>と語っているが。
私も同感だ。
今生、いい師匠に出会えたことが、何にも増して幸運だったと今になって思う。


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