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ほんまもん001

生きて行く力の<源>

駅の改札員に誤解から<道夫>が殴り飛ばされる・・・・・・

その後
主人公の秋子がやっと心に踏ん切りをつけて

『私達は一緒に助け合って生きてゆかなければ生きてゆけないわ・・・』とプロポーズを拒み続けていた道夫に手話で言うシーン

この映画はそのことを、何度も手法を変えて伝えてくれる、メッセージだった。

この『名もなく貧しく美しく』は松山善三が始めて監督した、35歳の時のデビュー作
          名もなく貧しく美しく01             名のなく貧しく美しく02


今日は、仕事の都合で遅いお昼になり、自宅に帰りゆっくりしながらTV番組に目をやると
この映画が始まるところだった。

製作年が1961年なので私はリアルタイムで小学生の頃に観た記憶がある。

47年後に再び観ると、その頃の記憶とかけ離れて
スローモーションで観ているようにいろんな事が見えてくる不思議な感じがした。

聾唖者というハンディを持った人は健常者と一緒の生活ができないと言う心がある。
でもその人たちのほうが、健常者より、心が美しく懸命に生きようとするけなげさに
心打たれる。
その中に、人間としての生命の尊さ、人を助けようとする善意・愛情・・・・・・其処に
<生きる力の源泉>があると脚本家の松山善三はいいいたいのだろう。

先日、小学校で出前授業をしたテーマ<生きる力>を思い出していた。

ティラノサウルス

白亜紀のころ全盛を誇っていたティラノサウルスたち恐竜は
隕石の衝突による気候変動で
一気に絶滅

でも、同時期に生きていた針葉樹の<杉>は
1億5千万年以上の生命を繋いで

現在も生き続けている。
杉の年輪01

気候変動に柔軟に対応して年輪を重ねる植物の進化の仕方を思い出しながら・・・・

寒い冬には少しづつ年輪を狭めて
春の兆しを感じると、一気に大きく年輪を広げる

そして、もう命が危ないと言う時には・・・・・・種子を落として世代交代

悲しき事は、とことん悲しく画いて、その後に美しいものが光り輝く

松山善三の意気込みの確かさに脱帽・・・・・・そんな映画だった。


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Posted byほんまもん001

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