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ほんまもん001

ディテール

建築設計の初心者にとって詳細図を描くことは興味はあるが、一番苦手な事。

私が新人だった頃、
知識も経験も無く、参考図書と先輩の指示を手がかりに懸命に製図版に向かったものだ。
ディテールをきちんと描けるまで、ずいぶんと時間を要し、現場の経験と熱意が必要だった。

都市計画部へ出向していた頃、先輩の松本さんから頂いた彰国社の<ディテール創刊号>
「俺はもう建築やらないから、君にあげるよ」そういって、数冊のディテールを頂いた。
           ディテール①

その後40年分のこの雑誌を継続して講読している
経験の質量は、ディテールをイメージするものにとって、かけがいのない要素
この雑誌によって、色んな記事や特集を頼りに食い入るように見よう見真似で覚えた

実際に現場で経験を踏むとさらにイメージが豊かになった。
今でも、イメージを実現する為に、ディテールを工夫するのは、楽しみでもある。

茂木健一郎の言うように
<創造性=意欲×経験>  の原則そのもの

どんどん発想が出来るのが何より設計者の嬉しい部分。
先人の検討しつくし熟考したディテールを見るにつけ、励まされるような気にさせられる
ディテール②ディテール③ディテール④ディテール⑤

そして、古建築への興味もこの雑誌からであった
古建築のディテールなどの特集も本当によく読んだ

広瀬謙二の浄土時浄土堂の説明文と写真から、何人の設計者が古建築へ傾倒して行ったことだろうか。

この雑誌の建築業界へ果たす貢献度は計り知れない・・・


建築マニアでもある自分は
手元に送られてくることを今でも、楽しみにしている。
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