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ほんまもん001

文箱

かねてより、半紙を入れておく、簡素な箱が欲しいと考えていた。
年明けに、丸生木工所の生島さんにFAXで形を伝えておいたら、早々に作ってきてくれた。

           文箱④  文箱①

半紙のサイズが、お店によって微妙に違うので、大きい方に合わした。
500枚ぐらいは入れるサイズがいい
少し粗雑に扱ってもいい様に、簡素で素朴なのがちょうど良いと考えた。


シナ合板の素地で、小口も切りっぱなしのジャバラ表し
隅の留め方だけこだわった。

いつも、机の横に、この半紙箱の上の段に文箱が置いてある。
その文箱の、蓋の内側を見ると、<新社屋落成記念 ㈱マツシタ> と金文字で印刷してある

この文箱が縁で私が筆を持つようになったと言ってもいい。
前社長の松下淑子さんが以前のお店で深夜まで結納熨斗の文字を書いていたのを思い出す。
迫力があり分かりやすくて、きれいな文字だった

筆で文字を書くのが楽しいと言っているように私には見えた。

落成記念には、<文箱>が最もよかったと思う。
確かにいまでも前社長の思い出の印になっている・・・・・
           文箱②  文箱③


それから、香川県文化会館で空海の<風信帖>を直接見る事があった。
書道家の西村映霞さんの家を設計する機会にも恵まれ

サンキュウレターの筆文字を喜田寛さんから何度もいただき

お陰で何時しか自分でも筆を自己流にたしなむようになった。
何れの人も欠かす事の出来ない、縁があったと思う。

そう思い起すと、かれこれ20年近くの歳月が流れていたことになる。
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