FC2ブログ
ほんまもん001

シャボンだま

しゃぼん玉きえた
飛ばずにきえた
生まれてすぐに
こわれて消えた

           「野口雨情作詞:シャボン玉」
FMラジオから<さだまさし>の哀愁を帯びた伸びのある声で昨日流れてきた
同じ童謡CDから数曲かかったが、この曲だけは特別に聞こえた
遠く忘れかけていた幼い頃の経験が同時に甦ってくる歌詞でもあった
その赤ん坊は鼻と耳に脱脂綿を詰められて布団に寝かされていた
暗い部屋の片隅で両ひざに手をついて、シクシクと泣き続ける母の姿を鮮明に思い出した

後で、手元の戸籍謄本を見直すと 私は4才であった
生まれてすぐ亡くなったのは、弟の満寿夫 生後三日で亡くなったと記載してある
布団に入って寝ていたが、その母のすすり泣く声がいつまでも続くので眠れずにいた
そして父が 「 いつまで泣いてても仕方ないだろ~」と言って
泣いている母を叱って声を荒立てたことも鮮明に脳裏に残っている

少し前の日に、母の郷里からお祖母ちゃんが来て慌ただしく動いていた
父は、大きな鍋に湯を沸かしていた
薄暗い中で、子供だった私は隅の方でジーっとして大人たちを見つめていた
悲しい雰囲気はどこにもなく、慌ただしかっただけだったが、父もお祖母ちゃんも楽しみにしていたことだろう・・でも
わずか数日後には、暗い張(とばり)と共に我が家は悲しみに打ちひしがれていた。

このシーンと同じようなことを・・・・・もうひとつ一緒に思い出した事
この時から21年後の暗い夜、私は25才になっていた
私の枕もとで、ささやくような声で母親が両手を膝について泣いていた
金縛りにあったようで、動けずに斜め後ろの母の姿を確認できないのに、泣いていることだけは理解できた
その夜は、悲しみも喜びも湧いてこなくて、ただ部屋の情景だけを冷静に認識していることが意外だった
それは、母が亡くなって 三日後の事だった。
夢枕に出てくるとはこんなことなんだろうと‥‥後から思った
もうあれから、50年近く経過したはずなのに、シャボン玉の唄を聞いただけで脳裏に甦る情景の鮮明さに
我ながら本当はどのようだったのかと、今は亡き父親に聴いてみたくなった。

庭のハナモモは蕾が開き始めて、まもなく満開です
ライラックと、火山の山桜も同じように春を謳歌するように満開
蕾が膨らみ始めた、モッコウバラ
昨日のさだまさしの唄声から昔のことを思い出して

先日見たTV番組 情熱大陸の 漫才コンビ「和牛」の面白さも一緒に思い浮かべる

ハナモモ咲く2 リラ咲く3

モッコウバラ 蕾 和牛1
スポンサーサイト



ほんまもん001
Posted byほんまもん001

Comments 0

There are no comments yet.