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ほんまもん001

1984年の事

NHKの特集番組で 空海が最澄にあてた手紙 「風信帖」 のことを詳細に渡って解説していたTVを1984年にたまたま見ていた。
それは、弘法大使入定1150年 を記念する展覧会の一環として放映されたものだった。
その手紙が香川県の文化会館へも巡回展で観れるようになったので、ガラス越しに食い入るように見つめていたことをついこの前のことのように37年前のことを思い出す。
この手紙を見たことで、その後私が40歳から書道を稽古するきっかけになった。

同じころ、四国新聞社の7階講堂で 建築家の原広司 さんが 「空海の空間を語る・・・」 講演会があった。
建築関係者よりも、真言宗の一般の方達の方が多かったと思う。
講話の中で、分かりやすく空海の空間概念を4つに分けて説明された

①全ての中にすべて(宇宙)がある
②場所には力がある
③非ず非ず
④実践がすべて

空間の哲学的な考え方を、仏教用語や哲学用語を使わずに、広く出席者に分かりやすい言葉で説明されたことを思い出す
そしてその時ノートを取りながら聞き入ったので おぼろげながら今もその時のことが思い出される

確か司会進行役は、真言宗でもある志度寺の住職さんがされた。

それまで、建築家 原広司 さんの書いた文章は哲学用語満載で、難解極まりなく、 有名な著書 1973年「建築に何が可能か」 は数ページ読んで、ギブアップ~ 本棚の肥やしになっていた。

<非ず非ず> という 空海のお経の一節を 原広司さんが 解りやすく説明されたことも印象的だった。
お陰でその後に出版された1987年「空間<機能から様相へ>」 の一節、 非ず非ずの章は 読みやすかった。

そしてこれを境に、私の読書を日課とするきっかけにもなった、原広司さんの  空海・ 講演会だった

その会場であった四国新聞社へは、書道展の会場としてその後何度も足を運ぶことになった。
書道の始まり~  読書習慣の始まり~  1984年!!
あの時・・・私は 高松の設計事務所勤務中の・・・・33才  だったのかと 懐かしく思い出す

注釈:建築家としての実績は 「ヤマトインターナショナル」 「梅田スカイビル」 「京都駅ビル」 「札幌ドーム」 最近では今治の「交流センター」   門下生として 山本理顕 隈研吾 小嶋一浩 等 

   風信帖 空海

  空間<機能から様相へ>1987年   建築に何が可能か 



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Posted byほんまもん001

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2021/01/30 (Sat) 21:49