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ほんまもん001

どこまでも弁護人

『ーーこれはとっつあんが若い時
 じさまがわしをつかまえて
こんな説教鳴らしつつ
このとっつあんにくれたもの
そしてやっぱりとっつあんが
受けた影響かぞえれば
まぞこれこれといったとこ
おまえにや向かぬかも知れないが
まあ持ってって読んでみな・・・・・・・』
                   :Impromptu Ⅰ  :中野重治 詩集

若い時に読んが中野重治の詩の一節を思い出しながら、早坂暁 著『君は歩いてゆくらん』 を読んでいた
池坊流の家元制度から離反し、反抗した一人、前衛生花の道を突き進んだ、中川幸夫 の苦難に満ちた生き方を考える時
幸夫にとっても中野重治の詩は、数少ない心を支えてくれるメッセージになっていた

幼い時から、脊髄カリエスという障害を持って生きざるを得ない中川幸夫にとって、
生きることは、障壁と反抗、そして貧困との戦いのような気がする
生活の保障もなく、いつもより厳しい道を選ぶ生き方
前衛生花の後進の若者にとって、誠にたくましい先人であった事は間違いない

幸夫の生き方に、刺激を受け取り励まされたのは、作家 早坂暁だけではないこと想う時

<・・・・どこどこまでも引き受ける 弁護人」・・・>と声援を送ってくれる中野重治の言葉と共に
励まされるように幸夫のほんの一握りの心構えでよいから、見習いたいと想う

中野重治詩集     中川幸夫3

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