使命を担う
2019年09月16日


久しぶりに、DVDを棚から取り出してみた映画
生前の父親の姿を求めてその人となりや業績、そして家庭人としての生活までその子供が探す旅のドキュメンタリー映画
73歳で亡くなった建築家ルイス・カーンを追った 映画『マイアーキテクト』
複雑な家庭環境とオープンにしない日常生活は三つの家庭を掛け持ちしていた
それぞれに子供がいたということ。
その三人の子供が25年後に父親の設計した住宅で・・・一堂に会する
著名な建築家のインタビューの中で一番心に残ったのは、バングラデシュの建築家:シャムスール・ワレスさんの言葉
『ルイスは使命を担ってくれたんです。 我々に民主主義を与えてくれた。』
『この建築こそ命をささげてくれた、だからこそ、偉大で記憶に残る。』
『感謝している、我々を愛してくれたんです。』
ルイスカーンの遺作となった、<バングラデシュ国会議事堂>のなかで
うるむ眼を輝かせながら、インタビューアーである息子のナサニエル・カーンに語り掛ける姿勢は感謝してもしきれないと尊敬する姿勢がみなぎっていた。
2003年のアメリカ映画 第76回アカデミー賞 ノミネート作品(長編ドキュメンタリー部門)




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