二月三十一日
2019年03月03日


本を読みながら、腕時計を見ると日付は『31』 になっている
そうか、二月であれば三十一日なのか?
しかし二月は二十八日までなので今日は三月三日
三日間はどこへ行ったのだろうかと、貴重な日にちが減ったかのような錯覚に陥った
その時に読んでいた本は、岸見一郎さんの『本をどう読むか』
多読の著者らしいタイトルだが、近年本離れが嘆かれている世相を反映して、いかにも出版社からの
要請といえそうな、 内容でもあった。
先日、友人から
『本を読んでも集中できない‥‥』 嘆きとも言えそうな言葉を聞いて
ちょうどこの本は最適の本ではなかろうかと、連想した
確かに、読みたくない本、長編の本は読むのが、心を重くさせ、文章が心に届かない事がある
目は、活字を追っているが、内容が心に届いてこない。
しかし、読みやすい文章、読みたかった本、の場合は、ついつい時間を忘れて読んでいる。
心と本の関係は、意外とそんなものかと思うことさえあるな~
感想文を義務づけられていない分、快適に読み進めることができる
同じ本でも、二十代に読んだ本を、六十代になって読み直すと 全く新鮮な文章に出会ったような気持ちにさえなる
昔読んだ本も、最近気になった本も 興味が沸く本こそ・・・・心の刺激になる本だ
今年の新年競書
『玲瓏として 玉の 人格』
昨日の生花稽古
観水型盛花
さんご水木・バラ・レザーファン
花留めは七宝
花器は尺一丸水盤


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