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ほんまもん001

徳を積む人

なんとなく観終わったテレビ番組が数日しても脳裏から消えない
あの人達の無謀とも思える行動力の源は何処にあるのだろうか?
圧倒的な障壁がその道を塞いでいても、可能性を信じて何故、突き進むのだろうか?
NHKのETV特集の番組:2題
ひとつは、満州難民だった祖母が31歳で亡くなった遺影を描こうとリアリズムの画家、諏訪敦さんが挑む姿勢
「忘れられた人々の肖像: 満州難民を描く」

もう一人は、戦火の風がまだ吹き抜けているアフガニスタンで水路建設に取り組み15年
25km先の最終の砂漠まで引き込むことを実行した医師:中村哲さん
「武器ではなく、いのちの水を~」

雪解け水が大量に流れる川から、干ばつで干上がった広大な農地に水路を建設する
地元のアフガンの人々の協力を得て、費用は日本でのボランティア資金で
工法は江戸時代の蛇カゴ式の工法で堰き止め、水路の護岸工事
もともとは医師、土木技術は全く知らない。
日本に帰ってきて、江戸時代の水路工事方法を勉強する

水路から水が引けて農業が出来ると、人々が戦場からこの地に住み始める
エリア人口60万人の生活できる緑の農地がよみがえった

その姿を見ながら、日本人の目先の損得で動かない姿勢。
地元の人々のこれからの長い生活が営まれる地域を立ち上げることに命を懸けて取り組んだ人がいる。
この中村哲さんのような人は、日本には何人かいた・・・

インドの杉山龍丸さん
ブータンの西岡京治さん
台湾の 八田與一さん
・・
そして戦時中の、命のビザを発行し続けた、杉原千畝さん

そういう人たちのお陰で、何人もの人達が生活の場を得、命を救われた
台湾の人達は、今でも八田與一さんの事を忘れず、
5年前の東北大震災の時、いち早く200億円もの義援金を日本に送ってくれた

この中村哲さんの功績を<徳>を積んだ人というならば
その恩返しは数十年先の日本に、アフガニスタンから帰って来るものかもしれない・・・・

力まずに語る中村哲さんの
「戦車や武器では・・解決しない・・・」 といった言葉が今も脳裏に残る

中村哲さん3  中村哲さん5

諏訪敦 23






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