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ほんまもん001

短い句

肉が痩せてくる太い骨である

こんな好い月を一人で見て寝る
                  <尾崎放哉:大空>

尾崎放哉は東京帝国大学法学部を卒業後生命保険会社に入社
そして結婚。
若い頃より俳句を学んでいた
でも自身の生活を極端に禁欲的に推し進め
京都の一燈園に入会
ついには奥さんを振り捨て一人小豆島での生活に入り
41歳で亡くなる。

この短い句に若い時の上野千鶴子さんが心救われたという
生活に行き詰まり、俳句を書いていた頃とうって変わり文章が何も書けない時があったという
偶々見かけた、この放哉の短い句に出会い
こだわっていた自分から解放されたのだろう
そんな力が、放哉の句にはある

ストイックな言葉はそのままの生活をしている人のみがリアリティーをもって
強く読み手に届ける力がある
少し前に、一燈園の西田天香の著書を手に入れていた
「箒の跡」
「懺悔の生活」

この著書に出会ったのは、タダノの多田野弘相談役の話から
若い時、心の縁にすることが無いまま社長になり偶々、一燈園を知った
そして、あの便所掃除をさせてもらう行を実践したという
相談役が一番尊敬するのもこの西田天香であると

上野千鶴子⇒尾崎放哉⇒西田天香(一燈園)⇒多田野弘⇒タダノ

私の脳裏に、人が転換期を迎える出会いの不思議を想った

大空1
西田天香1



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