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ほんまもん001

設計者の責任

竣工後17年経過した高松郊外の住宅
今月の台風11号で横風が吹き出した時に雨漏りがした
早朝、台風が通過する頃、メールを頂き暴風雨の中、すぐに現場調査に伺った
確かに少しではあるが、雨漏りしていた。
この現象は、普通の雨ではならないが、今回の台風のような時には漏るという
これは竣工した頃から、同じような現象があったと。

工事をしてくれた工務店は既に倒産していない。
そこで設計者がメンテナンスの窓口。
すぐ、お盆明けの週に瓦業者を呼び屋根廻りを観てもらう
が結論は出ず、天井点検口を開けて直接見られるようにしようとなった
再度、点検口を開口して、大工・板金・瓦職人。屋根営業・設計者
が屋根の上で雨漏りの原因を再度話し合った。

建物の周囲と風の当たり方、水切りの腐植度合い
天井内部の水の浸みた後

などの検討の結果、
妻面の換気口から水が流れ込んでいる可能がある
それも東面のみ。
対策として、足場を立てて換気口の部分を化粧材に沿ってガルバリウム鋼板で塞ぐ
他のルートも考えられないことはないが、まずその部分を検証しようとなった。
そして費用については、当初の設計図書通り施工されているので
この部分の責任は設計者にもあると考えた。
経年劣化ではなく、設計に問題があるのではないかと思うようになった。
F工務店の標準詳細図にもあるように
同じディテールの建物がたくさんあるが
風当たりが、最も激しくなる東・北の面
風をふさぐ隣家が無い場合。
昨今の様な激しい風を伴う雨にはこの換気口は雨漏りの原因になるのではと考えた

設計者の責任は言い訳を許されない。
計画を進めていた19年前には、設計者のけんばい保険はまだ無かった。
設計にも瑕疵がある事を考慮すると、建築家賠償保険は大切な保険だと思う。
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雨漏り13雨漏り14
F工務店 1
雨漏り補修01



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