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ほんまもん001

ブーゲンビリアの花

太平洋戦争時、40歳で南の島で散った命
その人のことを知ったのは、ハシセンの橋本康男さんから
「その人の本を持っているから、貸してあげるよ」と言われ
夏前に借用していた本からだった

「ブーゲンビリアの花」という、題名はセンチメンタルだが
内容は、戦前の超エリート学生が、こぞって軍隊に入った時代。
お国のために、全精力を傾けて散って行った人の話

妻も幼い子も残して若くして死んでいった、悲しい人生が、描かれていた

私の母校である、三本松高校の記念館に遺品として奥様が寄贈した軍刀が飾られているのを後になって知った
その人は、白鳥町出身の樋端久利雄(といばなくりお)といった
連合艦隊航空参謀だったので、米軍機に
山本五十六長官と一緒に撃墜されて
ブーゲンビリア島の近くに沈んだ

軍人の妻の生き方はこんな心構えだったのかと思うセリフがあった

・・・・長官戦死を発表した21日の夜、樋端家の留守宅に一人の年配の夫人が来訪された。それは山本禮子長官夫人であり、千代夫人の前に深々と頭を下げお悔やみを述べられた。「本当に大切な方を一緒にお連れして申し訳ありません」との丁重な言葉に樋端夫人もただただ恐縮するばかりであった。・・・・

戦争という大きなうねりのような時流に個人の人生は否応なく巻き込まれる
それでも真摯に生きた影響は、後世に少しずつ受け継いでいかれるものだ
70年近く経過した、遺品の軍刀ひとつからも

ブーゲンビリアの花201311






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