朝の庭
ミーン、ミーン、ミーン・・・・・セミの鳴き声
セミの抜け殻を眺めながら
つい最近ここから成虫として旅立った蝉のことを思う
何年間もの間、幼虫として地中で生活していた
出てきたら幼虫から成虫に脱皮、
懸命に種の保存のためにメスを探して飛び立つ
ある夏の・・・ほんの少しの間だけが、交尾時期
産卵して、わずかの成虫期間も終焉を迎える
一週間もすると、もう鳴かなくなり
庭の隅で忘れられる・・・
何年間も土の下で生きてきたのに、
楽しく遊ぶような時はあったのだろうか?
わずかの一瞬の夏に一生を懸けているのだろうか?
瓦町の小谷歯科の今月の掲示板を思い出しながら


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