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ほんまもん001

不幸の裏側

深津絵里扮する紳士服量販店の店員<光代>のふと見せる寂しそうな表情。
一番上のボタンまできっちり留めたコートの着方。
妹と違い、心底愛せる人がいない悲しい態度が気になって。
結局、今朝方最後まで観ていた、WOWOW 映画『悪人』。

劇中の台詞は、私に学生時代を思い起こさせる、佐賀、長崎、博多の方言が懐かしく聞こえた。
原作の吉田修一の人物描写と事件の背景の見せ方が悲しさを募らせるほどにリアリティーを感じさせた。
年頃の女性の伴侶を求めようとする・・・・必死さ。
けなげな店員さん<光代>
自己中心的で殺されてしまう保険外交員の<佳野>を浦島ひかりが見事に演じて。
母親に捨てられて、誰からも認められない寂しさを、妻夫木聡が<祐一>になりきっていた。

この映画を観ながら、マスコミの暴力や報われない弱い立場の人達の、生きることの不器用な様。
李相日(リ・サンイル)監督は心の機微をデリケートに描いて見る側の私の心を最後まで曳き付けてくれた。

こんな悲しい映画を観終えて暫らくすると、
生きてゆく力強さが、正義感が自分の心に沸き立つのを覚えた。
現実の生活で・・・
家族や回りの人達を大切にし、デリカシーの判る、周りの人を幸せにする生き方をしようと。
・・・・思わせてくれた。
akuninn22
悪人2
悪人1
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Posted byほんまもん001

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