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ほんまもん001

映像の表現力

東京物語2
この映画を何度見ただろうか?
二度や三度は見た覚えがある。
その度に、新しい見方が出来る、そんないくつもの不思議な魅力を秘めた映画『東京物語』

日本人の心の微妙なニュアンスをさりげなくシンプルに表現して、それでいて心の中まで染み込むような説得力がある。
小津監督50歳の時の作品。

控えめな表現、押さえの利いたカメラワークの構図。
セリフの一つ一つが丁寧にゆったりと語られる、こんな風な映画はこれ以降ほとんど日本では見ないが、ヨーロッパの映画では時折見かける。
そんな影響を、世界に与えた映画でもある。
原節子が、アパートの隣の人にお酒を借りに行く時の仕草が、もう忘れかけていた幼い頃の風景とどこか似ていて懐かしくも、嬉しくも見させてもらった。
親を想う子どもの心、親から見る大きくなった子ども達の日常生活の大変さなど、これが映画のテーマになるとは、その目の付け所に、監督の最もすばらしい個性と洞察力があると想った。
表現力はぶれない終始一貫した味わいで、その世界に見るものを引き込ませてしまう。

またもう一度見たいBSの映画  小津安二郎監督の「東京物語」だった。

東京物語1
東京物語3
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Posted byほんまもん001

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