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ほんまもん001

リアリズム

日曜美術館 『記憶に辿りつく絵画ーーー亡き人を描く画家』より

半年掛けて描いた肖像画を、ご遺族夫婦はそれを眺めて

『うわーー恵里子だ。エリコーーーー』

まるでそこに、二年前に亡くなった娘がいるかのように声に出し涙ぐみながら見つめている。

描かれたその姿は、写真にも現実にも無かったポーズ。

でも、写実画家:諏訪敦にとって、「亡くなった娘を絵画で甦らせて欲しい」と依頼を受けて
苦悩と葛藤の日々の半年間がどれほど作家の心を揺さぶったのか?
NHKの長期取材の賜物を垣間見させてもらった。

一度描いた絵をもう一度消して、腕を描きなおし指先の仕草まで徹底的な取材を重ねて描いている。
事故で家族を失ったグループの人達へ、肖像画の意味するところを伺いに行く。

肖像画が果す役割を聴き、ぜひやったらいいと励まされて、  画家:諏訪敦の表情が明るくなる。

画家自身の父親との会話がほとんど無く、亡くなった時も絵を介してしか表現できない自分を卑下していたが。

言葉以上の描くという表現力を身に付けて育った彼は、写実画家としての才能を通してのみ自分らしい生き方をゆくんだろうとおもう。

非凡な才能は、非凡な苦しみを伴うものかもしれないと思った。

もっと彼のことを知りたいと思い、彼の作品集を、今夕NETで早速注文させてもらった。

諏訪 tv1
                   諏訪 恵里子
諏訪002
                諏訪 003
諏訪 005
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