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ほんまもん001

遠くに師を求む

建築の設計を永く続けているが、いまの年になって建築業界の人だけに師を求めようとは思わない。
遠くの業界の人、他業種の人、人として尊敬できる人に先生を求めている自分がいる。

目先の打算に己の本質を偽ることなく、自らの道を進みたい。
どんな時も冷静に至誠を尽くす人間でいたいと思う。
建築学だけでなく、人間学をマスターしたいと思う。

そんな一人が、国語教師の大村はま先生だった。
一番最初は、TV番組で知った。
そして本を読み、鳴門教育大学の図書館で「大村はま文庫」を尋ねてから、きちんと学ぼうと思った。

その先生の最後の詞

『優劣のかなたに』
優か劣か、
そんなことが話題になる
そんなすきまのない、
つきつめた姿。
持てるものを、
持たせられたものを
出し切り 生かしきっている、
そんな姿こそ。
優か劣か
自分はいわゆる出来る子なのか
できない子なのか
そんなことを
教師も子どもも
しばし忘れて、
学びひたり
教えひたっている
そんな世界を
見つめてきた。

学びひたり
教えひたる、
それは優劣のかなた。
本当に持っているもの
授かっているものを出し切って
打ち込んで学ぶ。
優劣を論じあい
気にしあう世界でない
優劣を忘れて
ひたすらな心で ひたすら励む。

今はできるできないを
気にしすぎて、
持っているものが
出し切れていないのではないか
授かっているものが
生かしきれていないのではないか。
成績をつけなければ
合格者を決めなければ、
それはそうだとしても、
それだけの世界。
教師も子どもも優劣のかなたで
あえいでいる。

学びひたり
教えひたろう
優劣のかなたで。

大村はま 02-2
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