FC2ブログ
ほんまもん001

親の視線

靴の思い出
もうかれこれ、40年以上も前のことになる。
私が大学から帰省した折りに、玄関に脱いだ靴を父親が珍しいものでも見るような視線で、手にとって眺めていたことを思い出す。
沓底の薄く、柔らかいその革靴を手にしながら父親はどんなことを思っていたのだろう。
・・・・今から思うと、都会へ出た我が子が、都会の風を吹かせながら帰ってきた様を、眩しそうに半ば嬉しそうな想いを持ちながら見ていたのだろうと想像できる。

そして子供の成長と共に段々と家から離れてゆく寂しさを思っていたのだろうと今になって。

子供の背中を押すような、誰よりも応援したいという気持ちをこめて、眺めていたのだろうと。

小倉にいる、子供の部屋に行ったことをきっかけに
10年以上前に亡くなった父親のことを思い出していた。


スポンサーサイト



ほんまもん001
Posted byほんまもん001

Comments 0

There are no comments yet.