実生(みしょう)
庭の北西の鬼門の位置に植えられた、葉にとげのいある我が家のヒイラギの木。
ちょうど12月の頃にはびっしりついていた赤い実が、すっかりなくなっていた。
ようく観ると、足元のブロックのところや、塀の上は鳥が実を食べた糞が真新しい。
そのまま乾いて、風に飛ばされ・・・・土の上に着くと、旨くすればその種から芽が出る実生ができるかも。
挿し木でなく、種から芽を出した樹木のことを<実生:みしょう>というらしい。
桜の木の場合は、嫉妬深いので自らの木の周りに実生の木を発芽させないという。
だから、人の手による接木だけが、ソメイヨシノの繁殖らしい。
だから、交配していないので、遺伝子が一緒の木が増えるというわけ。
でも、山桜は交配した花粉で実をつけ実生ができるので、それぞれ遺伝子の違う山桜ができるという。
針葉樹の根の張り方は、実生の場合は直根型といって、まっすぐ下に根を張る性質があるという、だから風雨に強いとも聞かされた。
接木、挿し木は根を横に広げるから、成長が早く養分を充分やれば手間をかけずに育てられるという。
造林業の人たちや、造園家の人たちに少しずつ教えてもらったお陰。
今年は、実生のごとく、風雨にさらされてもしなやかにまっすぐ伸ばした根で踏ん張り、変化に順応していきたいと思う。
今年の机の前に掛ける色紙は<易経>から
『窮即変 変即通』 (窮すれば変ず、変ずれば通ず。)
と書いてみた



ちょうど12月の頃にはびっしりついていた赤い実が、すっかりなくなっていた。
ようく観ると、足元のブロックのところや、塀の上は鳥が実を食べた糞が真新しい。
そのまま乾いて、風に飛ばされ・・・・土の上に着くと、旨くすればその種から芽が出る実生ができるかも。
挿し木でなく、種から芽を出した樹木のことを<実生:みしょう>というらしい。
桜の木の場合は、嫉妬深いので自らの木の周りに実生の木を発芽させないという。
だから、人の手による接木だけが、ソメイヨシノの繁殖らしい。
だから、交配していないので、遺伝子が一緒の木が増えるというわけ。
でも、山桜は交配した花粉で実をつけ実生ができるので、それぞれ遺伝子の違う山桜ができるという。
針葉樹の根の張り方は、実生の場合は直根型といって、まっすぐ下に根を張る性質があるという、だから風雨に強いとも聞かされた。
接木、挿し木は根を横に広げるから、成長が早く養分を充分やれば手間をかけずに育てられるという。
造林業の人たちや、造園家の人たちに少しずつ教えてもらったお陰。
今年は、実生のごとく、風雨にさらされてもしなやかにまっすぐ伸ばした根で踏ん張り、変化に順応していきたいと思う。
今年の机の前に掛ける色紙は<易経>から
『窮即変 変即通』 (窮すれば変ず、変ずれば通ず。)
と書いてみた



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