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大王松
- 2019/12/31(Tue) -
大王松飾り1   ロイヤルコペンハーゲン正月飾り    若松千両黄ちゅう菊
大晦日に松を飾る
事務所の外に 大王松と千両 水引で絞めて

事務所の中には 若松と千両 黄中菊  ロイヤルコペンハーゲンの花入れと、 備前の水盤に生ける
いよいよ、本年も今日で最後、明日は新年


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児童文学作家
- 2019/12/29(Sun) -
    上條さなえ 10歳の放浪記          上條さなえ かなしみの歌 

木曜日の『ラジオ深夜便』の聞き逃し番組を聞き
「人生の道しるべ」で、児童文学作家、中島信子さんのインタビュー番組に心を引き込まれた
児童文学作家は、かように幼い時の傷ついた心を大人に話を分かってほしいと・・・メッセージが込められていることを知る
中島信子さんとよく似た作家で、上條さなえさんの二冊を本棚まで取りに行き思い出すように、断片的にもう一度読ませてもらった

中島さん曰く、『二歳の子供は天使、4才の子供は、親を赦すんですね、それでなければ生きていけないんですよ‥』 
『・・子どもはえこひいきする先生かどうか、一瞬で見分けるんですよ・・・・繊細で洞察力があるんですね』

子供の貧困から来る苦しみのことを、三本松小学校で同級生だった、マサミ君や タッチャンのことを思い出していた
えこひいきをする先生は、この子たちを、汚いものでも扱うように
 『オーイ、マサミ!!  向かいのお店に行ってタバコを買ってきてくれ! ハイライト二箱! 』 と休み時間に I 先生は平気に指示命令していた。 
 その頃の教室でのシーンを想い出していた。

中島信子著 『八月のひかり』 早速、アマゾンで注文する。

今月、工務店から頼まれていた、書 が年内にどうにか間に合って 額装出来ましたと、Y さんからメールで写真添付報告して頂いた
自分の<書>を頼んでくれることは嬉しいものです、更に額装して飾ってくれると何よりの励みになる

そして現在設計中のお店の店名が決まったので、どの形状がクライアントの好みなのか、試しに書いみた。

誰が通っても 額装 お店のロゴ看板1



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浴室から岡山市遠景
- 2019/12/28(Sat) -
浴室3 岡山遠景2
空気が澄んで遠方まで視界が広がるとき、山の上からの遠望は快適・・・・・・・いつまでも見入ってしまう
浴室から遠く下の方に岡山市街地が望める
脱衣室からも、全面強化ガラスの引き戸を通して・・・・同じ視線で瀬戸内海を望める

洗面所は今回特にこだわりを持って設計したところ
洗面器はCERA(トアン・グエン:デザインのINO)
間接照明とオーダー家具の組み合わせ、鏡が横に可動式
鏡を右にスライドさせる、その後ろに懐の深い収納棚が現れる仕組みになっている
スムースクローザーの金具を使っているので、最後はゆっくりと・・・・最近の車の引き戸の閉まり方のように閉じる

照明は天井面と棚の上面、そして棚の下方部にそれぞれLED間接照明と薄型のダウンライトを組み込み
天井面には、一つのダウンライト(最低限の照度を取る場合用)

本日、竣工鍵引き渡しで、お客様の建物になる・・・・建築関係者は嬉しさと寂しさが入り混じる複雑な心境です

三本松のお墓参りの後、アパート横に昇る、 日の出を見上げる

       洗面所2           墓の向こうの日の出1


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心に残った先達
- 2019/12/26(Thu) -
ルドルフオルギャーティ フィルムス ドルフ村
大学卒業後、勤めていた事務所が心斎橋の安堂寺橋にあった頃
東光堂書店の店員さんが、仕事も一段落した・・・夜の6時過ぎに設計事務所へ洋書を抱えて営業に来る
『この本は、人気がありよく売れていますよ…』などと建築書籍の情報も伝えてくれて
珍しいので、仕事の手を休めて、先輩たちもその本を手にしてよく買っていた

高額な書籍は分割で売ってもらえるので、つい手を伸ばして買ったりしていた
スイスの出版社から出ている大判のルイスカーンの全集はその時に購入した
その本は座右の書籍として毎日のように見開いて観ていた
毎月のように欲しい洋書を目の当たりに見せられるので、お陰で本代が生活を困窮にしていた

その中の一冊、スイス在住のルドルフ・オルギャティの作品集
フィルムスという小さな町で設計事務所を開設してコツコツと作り続けているこの人に
なぜかいつまでも地に足がついた生き方が、魅力的に思えていた

この本が出てから、20年後の1995年にR・オルギャティは亡くなったが、ご子息は有名な建築家になって
現在も活躍中、そして何人かの建築家は、彼から大いなる影響を受けて活躍している

ルイスカーンの作品全集は辞めていくスタッフに餞別代りに贈呈したが、この本だけは手放せなかった
R・オルギャティは、それほど私に影響を与えてくれた建築家でした
発刊してすぐの、1977~78年ごろに購入


クラウワー邸 Dr シュオルト邸


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初めての読書
- 2019/12/25(Wed) -
   武器よさらば 2       無私の精神

長男が帰ってくるたびに私の本棚を見つめて、何冊か本を手に  『 これ借りていくわ~  』と了解を得るわけでなく一方的に話して 本を持って帰る
その姿を見ていて、私も同じようなことをしていたのではと、思い起こす
たしか、中学三年生の時に 世界文学全集を紙袋に入れて毎月大事そうに本を買ってきていた 通勤帰りの父親の姿を思い出していた
その中の一冊 『 これ貸して~ 読むけん~ 』 と言って 自分の机に持っていき読み始めた時のシーンをうろ覚えに

先日、我家の本棚を探していてその全集を見つけた
河出書房の世界文学全集 Ⅱ-18 ヘミングウェイ
 長編だが、この「武器よさらば」は私が最初に読んだ長編小説 だった。
何日もかかって、帰宅するたびに少しずつ読み進めて 最後には徹夜して読破した・・・そのこみあげてくる感動を
この小説から初めて知った。
高校生になり、直木賞ということをマスコミで聴き 父に 『あめりかヒジキ  って何? 』 と 野坂昭如の受賞作のことを聞いたことも思い出す  『 紅茶のことや~ ヒジキみたいやろ~ 』
そして 直木賞受賞作  『火垂の墓 ・ アメリカひじき 』を手に 初めて涙を流して読んだ

三本松高校一年生の時の(英語)グラマーの教師は 松下秀男先生
本来ならば英語の文法を教えるのがその担任の仕事なのに、自分でタイプ打ちした原稿を 謄写版で 印刷して
生徒に、 O・ヘンリーの 「After Twenty Years 」 を 順番に読み訳することを 授業としていた
その時の、先生の日本語訳が ウィットに富んでいて 私たちが直訳する言葉とかけ離れて 魅力的な文章なんだと
その小説のことを 教えてもらった・・・・53年も前のことになる
そして再び、その原文を読みたくて、最近、アマゾンで 取り寄せて読んでいる。

大学生の頃、友人の 田中君から 『 おーい お前~小林秀雄を知ってるか~? 知らんかったら・・・この本貸してやるわ~ 』 と言って  そのまま貸してもらった本は、いつしか私の本棚に並ぶようになった
小林秀雄の文章の切り口鮮やか、その見事さに 二十歳の僕は 感動していた  それが 『 無私の精神 』 でした

50年過ぎても、本との衝撃的な出会いは 人生を広く深く見つめることを 何度も教えてもらう

だから、長男が、了解も得ずに私の本棚から 大事な本を 一方的に持って帰ることを 決して嫌なわけではない
若いころの自分を見ているような気になり、本を小脇に抱えて帰る長男の後姿を懐かしいものを見るように眺めている 

O・ ヘンリー短編集

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