FC2ブログ
霜の降りた朝
- 2019/01/30(Wed) -
橋の下のアオサギ1 長島神社と小豆島

ピーンと張り詰めた冷たい空気に包まれ、夜明け前の空を見上げると 南に三日月が鮮明に浮かんでいた
そしてMセミナーも終了して、陽も昇りかけると、駐車場の車の屋根やボンネットは白く霜が降りているのが分かる
三本松から帰宅して西代川の橋のたもとを見ると、アオサギが霜をよけるように水面に足を入れて一人休んでいる

家の屋根より、橋の下のほうが霜も降りなくて寒さしのぎになるのかと・・・・アオサギの気持ちになってみる

庭の鳥用のオレンジの餌は確実に食べてくれている
またおいでと・・・・・・新しい餌と交換

午後から時間が取れたので、再び岡山の長島愛生園へ
前回、観ていなかったところを確認する意味で訪問する
小高い山の上に納骨堂があるので徒歩で向かっていると、樹木の向こうに2~3匹のシカが見えた
私を見つけると、さっと裏山の方に走って逃げた・・・・・  こんな小さな島にも野生のシカはいるのだと感心させられる

そういえば、来る途中に植林している桜の幹回りに鹿除けらしきネットが頑丈に取り付けられていたことを思い出す

ハンセン氏病の入所者の最初に入ってこられた突堤と収容所(回春寮)を見学、 明石海人の目白寮・・・・恵の鐘

何處を見ても、入所された患者さんたちの想像を絶するご苦労がそこには横たわっている
観れば見るほど辛さが増すが、また反対にそれでも希望をもって生きた人たちが暮らしていたことを想うと
中途半端に生きてきた私でも、心の底から励まされているような気になる

丘の頂上から長島神社越しに小豆島の抜けるような青さを背景にした景色の澄み渡った空気を胸いっぱいに吸い込みながら

ここでどんな思いで過ごされたんだろうと、患者さんとスタッフの皆さんの生活を想像した

オレンジ2  オレンジ4

明石海人2  回春寮1

回春寮3  回春寮4



スポンサーサイト



この記事のURL | いつもの独り言・自然に言う | CM(0) | TB(0) | ▲ top
感情が切れない生き方
- 2019/01/28(Mon) -
朝日28

日曜日に読んだ本、二冊 「人生は生きがいを探す旅」  「神谷美恵子の世界」

「神谷美恵子っていう人はキレないんです」

戦前、女学生が医師になることを望んでも、当時通っていた津田塾の塾長も両親も猛反対された
感情が切れずに、いつか自分の生きがいというものをあの人たちも分かってくれるに違いないと一応、表面的にはそれに従う

加賀乙彦さんが「神谷美恵子について」津田塾大学で講演した記録を読んで、特に心に響いたところ

この感情を破綻させない性格は、幼い時の両親の日々の軋轢を観てきた経験も一役かっていたからではないだろうか?
いつか母親が家を出て行ってしまうかもしれないという不安感
波風立てずにいい子でいなければいけないという自制心
おとなしくて、辛抱強い性格

神谷美恵子の65年という人生の中で、一番望んでいたハンセン氏病患者の心の支えになるという仕事は15年間でした
外国語を学んだことも、家庭生活で二人の子供を育てたことも、その為の経験だったともいえる
文学とバッハの音楽が生涯を通じて最も好きだった趣味かもしれないが、抜きんでて文学的な才能は外国の書籍を翻訳するときに一気に開花する。
長年学んできた土壌があればこそ、ニュアンスの違う外国の言葉を真髄を突く様な日本語にして語る才能となったと思う
表現豊かな日本語を使えるということの大切さ、死の床にあっても、次男の嫁に語り掛ける言葉は起承転結があったという

次男さんの対談記事で、家庭ではよくしゃべり、泣いたり叫んだろしておりましたと聞くと、・・・それも人間らしく、ほっとする。

巻末の年譜を見ると、多種多様な仕事や要件に流されながらも、ついにはライフワークといえる精神科医の仕事と思想家としての著作活動も完成させる。教職について授業後のカウンセリングまで行ないながら務めたという。
こんな見事な生き方をした人が 日本人の先輩としておられただけでも、心揺さぶられる

黄金色に輝く・・・・・今朝の朝日 7時頃

神谷美恵子の世界1   加賀乙彦 講演記録




この記事のURL | 書道・書棚から・整理整頓 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
振り返り
- 2019/01/25(Fri) -
水仙を生ける

22日の火曜日に松江市を出発する「特急やくも」にどうにか間に合うように駆け込んで乗車してから
今日までなんと長かったことか~
列車の席に着き、コートを脱ぎ鞄を引き寄せてから、携帯電話がないことにそこで気づいた。
ポケットを調べてみるものの無いものはない。
タクシーの中で使ったことは覚えているのでタクシーの中か、駅のお土産店のレジカウンターのところか?
さてどこに置き忘れてきたのだろうと冷や汗の出る瞬間。
暫くして、携帯電話の置忘れ場所へ電話をするためのレシートをもらっていたので少し心に余裕が出る
しかし、他人の携帯を借用するのも失礼な話なので、列車内か駅に着いてから連絡をしてみようと心に決める

車掌さんに公衆電話の位置を聞いても列車内にはないとの事、岡山駅でも乗り継ぎ時間がギリギリだったので電話できず
ついに高松駅まで帰ってきたときに、タクシー会社に連絡すると
「タクシーの車両番号は?」と聞かれて、そのレシートを眺める・・・・・・上部に記載してある
その番号を応えると、携帯電話があった事が確認できた。
でも公衆電話を継続して話を続ける・・・・小銭がなくやむなく、自宅に帰ってから再度連絡する旨を伝える

事務所からタクシー会社へFAXで住所・氏名・連絡先を知らせて
先方からその携帯電話が届いたのが・・・・昨日(木曜日の午後)

携帯電話が手元にないとなんと不便なことだろうかと思ったが
暫くは、携帯電話のない生活と心を半ば諦めてからは、不思議と平穏な時間が過ごせた

携帯電話という<もの>をなくして初めて、生活の中でどれほど<もの>に依存していたかを知ったが
心をシフトして、携帯電話の無い生活もなかなか充実してくるものだと思えた事も   妙な収穫だった。

朝の目覚ましも、携帯電話に頼らない方法、私から連絡するするのも、固定電話かFAXで行う
電話番号を思い出せないことが、困ったことぐらいでしょうか?
それでも、携帯電話が タクシー会社の方から宅急便で届いたときは・・・・心が一瞬で緩むように、安堵感に包まれた。

養生も十分にされて、大きなアイスクリームの箱に入れてくれていた。
すぐにお礼の電話をしたのは言うまでもないが・・・・・・
長い時間でした。

今後、タクシーなど席を慌てて立つときは、振り返りながらそのあとを見返す・・・・・点検!
いい教訓になりました。

庭の水仙を切って三段に・・・・・抹茶茶碗に生ける
もう一つは、紫陽花の花器に先週の中菊を生けてみた

忘れ物携帯電話1  黄中菊


この記事のURL | いつもの独り言・自然に言う | CM(0) | TB(0) | ▲ top
島根県立美術館
- 2019/01/22(Tue) -
島根県立美術館屋根2
 グーグルアースでこの建物,を空の上から屋根を見ると、確かにパレットの親指を差し込む部分のような 穴のあけられた曲面の長い屋根
今朝、対岸のホテルの展望レストランから朝食をとりながらこの建物を 眺めていた

倫理法人会の仕事で松江市中海まで来たついでに、松江城とこの建物は 時間の許す限り観ておきたかった
残念ながら、県立美術館は休館日、中へは入れず外から観れただけ。

調べてみると、1999年竣工
昨年 リフォーム工事もされている。

菊竹清訓さんが指名コンペで最優秀作品に選ばれたのは確か70歳を超えたころだったか・・・・
この若々しい流れるような美しい屋根をよくぞ考えるものだと、天性のデザイン力に感心させられる。

そして、松江城の横にある県立図書館は50年近く前の建物ではなかったかこれも、菊竹清訓の初期の作品
山陰地方でたくさん活躍していることは不思議な縁だと思いつつ

島根県立美術館屋根1  松江城1

松江城2

[広告] VPS


この記事のURL | 建築・民家再生・住まい方 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
風を書く
- 2019/01/20(Sun) -
風を書く1

調和体の稽古
「虎は風を起こす」
それぞれの文字を字体辞典で調べて、お気に入りの文字の臨書から始まり
特に、風という文字は字体辞典で調べる、その中の二つの文字を稽古する。

藤原行成の 風
空海の 風

墨がなくなるまで、今日も稽古した
休みの日でもできる限り時間をかけて、仕事の合間に稽古する

仕事は、計画中のゲストハウスをスケッチする・・・・・・スマホで Spotify を聞きながら
ゲストハウス計画
この記事のURL | 書道・書棚から・整理整頓 | CM(0) | TB(0) | ▲ top
| メイン | 次ページ