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2016年12月03日 0
北大路魯山人がよく手紙の文字を見て、書き手の人物を評価し、鑑定したという。「筆跡は心印」と言われる。書いた人の様々な要因が表現されているという信念からであろう。「人物の値打ちだけしか字は書けるものではないのです。書けるというと語弊がありますが、字というものは人物の価値以上に光らないのです」(昭和9年「習書要訣」)その後に、「民藝」運動で有名になられた柳宗悦さんの書を<柳さんの書たるや、その持論とは...