自然素材の受け取り方
- 2016/11/30(Wed) -
いつも仕事で手掛けている建築の現場は、クライアントにとって一度だけの一生もの
それだけに、思いれも強く出来上がる建物に対する期待も大きい
『居間の床の縁甲板は出来るだけ・・・節のないのにしてくださいね!』とクライアント
その事を、設計時から工務店へ(上小節程度:生き節あり)も伝えておくと・・・・
工務店担当者は、桧の縁甲板(無垢材)4m物が⇒節のない桧積層縁甲板の無垢材で長さが2m物に変更して施工
気を利かしたつもりが、設計者にとっては、素直に喜べない
クライアントにとっては、そんな風にしてくれたの? 少し嬉しいけど・・・という感覚

自然素材に対する感じ取り方は本当に違うので、どの程度の素材を希望して、イメージされているのか?
クライアントと設計者、そして工務店の立場で全て違う

もう一つの現場は、天井板を杉材にした
自然素材なので、白身のシラタ部分と赤身の部分が混合して納品される
大工さんは、気を利かして、外部がすべてシラタで
内部はできるだけ赤身をそろえて・・・部分的には赤身とシラタの混合材料(ゲンペイもの)で

クライアントからの異議申し立ては、赤身の色合いがピンク色しているのと赤黒いのが混合になているのが気になると言われた
確かに、三枚だけ赤身の色合いの違う材料が混ざっている
でもゲンペイ材料については何も不足はないとのこと・・・
その感覚が、私には予想を超えたもので意外に感じた

現場で立ち会って、天井を見上げながら、話し合うこと30分ぐらいでしょうか?
大工さんは、張替えが出来ないのでハラハラしながらその会話を聞いている
クライアントも気を遣いながらどうにか手直しできないもかと方法を提案された

経年劣化でそのうち色合いはなじんでくるので・・・・・どうにか暫くはこの状態で我慢しましょうということになった

何も悩み事がない建物はない
何処かしこで、異議申し立てを聞くのが現実
その度に、初めてクライアントとの感覚に違いを認識する。

塩上町の外壁塗装は完成
『想像よりも色が薄いな~』とクライアントから言われながら
三本松の現場は、機械排煙設備の定期点検、その時、ロビーで見かけたクリスマスムード

昨夜は仕事の後、葉書を書き、書道の課題作成を深夜まで・・・・・筆を持ち続けていた

志度の天井板32  徳楽の外装32

三本松ロイヤル21  書道稽古32







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