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2016年06月01日 0
きみにならびて野にたてば 風きららかに吹ききたり柏(かしわ)ばやしをとどろかし 枯葉を雪にまろばしぬげにひかりの群青や 山のけむりのこなたにも鳥はその巣をつくろはん ちぎれの艸(くさ)をついばみぬ 『きみにならびて野にたてば : 宮沢賢治 文語詩集』文語調の詩集は俳句や和歌の良さに似て韻を増幅するように、心地よい響きと リズム感がす~っと心の奥まで届く 水平線近くの大きかった太陽...