先日、夢の中に伊丹十三さんが出てきた
私の設計した工事中の現場に『や~ アカヤマさん こんにちは~」と笑顔で入って来た
現場の関係者はその人が有名な人と判らず、困ったような顔をしていたが
私が「いや~ ようこそ お元気ですか。」と返事したのでそのまま南の見晴らしのいい窓際まで入ってこられた
肩を並べて
景色を眺めながら、会話をした時の何とも言えない心地よさを余韻として残したまま・・・・ 目が覚めた
夢だったのか~ 残念だけど、会話が出来たという幻想
その嬉しさが心ににじむ瞬間でした
それからふと考えた
なぜ伊丹十三さんが夢に出てきたのだろうか? 笑顔で・・・・
そうか~ 毎日書庫の横を通ってトイレに行く、そのときにの視線に顔が半分見えている人がいる
それが伊丹十三でした
私の中では、毎日の事なので風景のようになじんでいたのだろう
久しぶりに「伊丹十三の本」を開いて流し読みする
モノへのおこだわりが、伊丹さんらしいので、<プリンシプルがはっきりしている・・・>の下りを読み返して納得する
梅雨の朝、雨降る景色を思い出しながら・・・・

