「書く」ことは確かめること
- 2016/01/31(Sun) -
NHKの番組で五木寛之がどこかの楽屋らしきところで原稿を書いている
「どこででも書きますよ・・」と話しながら、ボールペンを握った手は原稿用紙を離れない。
それを観ながら、
作家にとって書くことは、マグロが常に回遊しながら決してとどまらない運動とどこか似ていると思った

辻邦生の夫人(辻佐保子)は作家である夫のことを
<悠然と泳いでいるように見える水鳥も、水面下では懸命に脚で水を掻いているのと同様に、「たえず書く人」も、書くことを少しでも中断すればきっと溺れてしまうと予感していたに違いない・・・・>と評する

そして先日TVの「あの人に会いたい」で見かけた、社会評論家の丸岡秀子さんの言葉が一番心に響いた
<「読む」ことは知識を多く取り入れることだと思いますが「書く」ということは自分を確かめることでしょう・・だから「書く」ことによって自分を大事にする。近代的な精神を作って行く、自分を大事に出来る人は、人もまた大事に出来るという民主主義のそのものを作って行く芽が「書く」ことによって出来てきているのでは無いでしょうか・・・>

作家や評論家の書いた文章を「読む」ことは情報を広く求める意味で重要なことではあるが、「書く」ことの重要な点を疎かにしていると考えること、行動すること実践することのできない人になりそうだと・・丸岡さんの言葉を聞きながら危機意識を持った

日常私たちは、情報受信者ではあるが時代を少し進める意識を持てば情報発信者であり続けなければ、生きている証にならないと思った。仕事上作家や評論家でないが生活者として日常のささやかな感じた憤りや不満を含めて自分の考えを確かめる行為ととしていつまでも「書き」続ける人でありたい。

辻邦生 書く人
丸岡秀子さん2
五木寛之34
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手袋の親指
- 2016/01/28(Thu) -
寒い時に少しだけ、使う手袋
作業用以外に2種類の手袋を使い分けているその一つ
ワインレッドのラム皮の手縫いの手袋
裏生地はカシミヤとウールの混合
白鳥の手袋会館にあるアウトレットショップで求めた
使い始めて、3年目になるだろうか
柔らかくて、手にもなじみ重宝している
靴ひもを結ぶとき、財布を取り出してお金を出すときその他細々とした作業の時脱ぐが
そんな時面倒くさいと思いつつ、温かさの確保と共に面倒なことはその対価かと思う

そして、設計者の特性だろうか、縫製と皮の形材が気になる
それは洋服でも同じだが、親指のところのように他の指と、動きと形状が違う部分はどのように型を起こせばよいか
一番苦労した部分ではないだろうか?
外国製の手袋からヒントを得たのだろうか?
イタリア製の手袋も親指のところはほぼ同じ形材で構成されている
二次元の皮を三次元の親指の形に合わせて考えたところがこのようになったのか?
試行錯誤の末、誰かが一番最初にこの形状を完成させたのか?
一番気になるところであるが・・・・親指の複雑な動きを自分で動かしながら
ずっ~と手袋を眺めていた
ラム手袋1
ラム手袋2
ラム手袋4
ラム手袋5
ラム手袋5-2
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トラス構造
- 2016/01/26(Tue) -
今月観た⇒高知駅の木の大断面構造とスチールの立体トラス
先月観た⇒倫理研究所 富士高原研修所の木造トラス
数年前に観た⇒牧野富太郎記念館のキール梁と木造トラス

いづれも内藤廣の設計

毎回新しい工法に挑んでいて、完成度が高い
どこを見ても、緻密に設計されていて、
圧倒されるエネルギーのかけ方と納まりがそれぞれにユニークで個性的
挑戦しようとする、意気込みがより難しい条件を乗り越えさせるのだろうか
そう思いながら、高知駅の天井を見上げていた

ティーブレイクは三友堂の大吉
そして午後には、ラブティック・ド・ジュエル・ロブションの掛川茶と国産栗のケーキ

高知駅54
高知駅55
高知駅56
大吉 三友堂2
栗のケーキ1
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高知の芝浜
- 2016/01/25(Mon) -
天気予報で事前に伝えられていた通り
24日(日)は朝から寒波の影響で、高知行きの高速バスは運休になった
申し込み時に携帯番号を記載していたので、バス会社から払い戻し手続きの案内とともに連絡があった
仕方なく、JR四国の運行状況を調べると、午前中は土讃線が見合わせ状態
高松駅まで行ってみて、午後の運行状況を確認して駄目ならば、今回の高知行きは断念するかと考えていた
駅のチケット売り場へ行くと、11時からの臨時便が高松~高知間、直通で特急を出すとの事
指定席付きの往復割引チケットがバス代金とほぼ同額で売られていたので、それを購入
車中は、最近売れている本「自分の小さな<箱>から脱出する方法」を読みながら一路高知へ
琴平まで晴れていた景色が県境を超え、阿波池田駅のすこし前から土佐山田駅の手前までが…雪国
綺麗な銀世界
切り替えポイントが凍結して、通常より40分遅れで高知駅に到着
くっきり晴れた、南国の景色がまぶしく映った
県立文化ホール(オレンジホール)1500席は満員
今売れっ子の落語家、立川談春の姿を一目見ようと高知のお客さん達
最初の出だしは、二階席の横の通路から本人がマイク片手に登場そのまま一階席まで前ふりの解説をしながら進んで
最後はステージでマイクを手に左右に動きながら30分最近出演したTV番組やドラマのことを語る
そして高座は二席、本人のみ
立川志の輔の時のような前座や色物の出演があるかと想像していたが、意外。最初から最後まで一人の独演会
楽しみにしていた「かぼちゃ屋」「芝浜」、二階席からエネルギッシュな談春の芸をじっくり堪能できました。
帰りの汽車が遅れて、高知駅を18時37分に乗車したが高松駅に着いたのは22時15分ごろでした。

途中、雪の中何度か止まりながらゆっくり帰ってきたが、Iphoneのyoutubeからは談春の落語をたっぷり楽しみながら聞けたのがよかった。
宇多津駅で乗り換えの為、寒風の中30分ホームで待たされているときも、イヤーフォンから聞こえてきたのは
立川談志の落語だった

同時代の落語家や漫才をするエンターテイメントの人達で彼がひときわクローズアップして人気を博しているのは
時代の潮流に乗れている
立川談志の恩恵、
古典の落語しか語らないが、出てくる人たちのエネルギーは今の時代の人達とほとんど同じ
余裕のある語り
メリハリの効いたテンポと緩急織り交ぜたスピーディーな展開
1500人の人の心を鷲掴みにするんだという気迫がみなぎっていた
演目を終えて鳴りやまない拍手を聞きながら頭を深く下げて長くお辞儀をしていた姿が印象的

落語の語りは、他の落語家と大きく変わらないと思うが観客を呼ぶ力は圧倒的に差がある
メディアを利用して広報活動をしている姿もしたたかで、気の遣い方にはスキがない。
志の輔と共にもう一度聞いてみたい落語家です


雪景色1雪景色3-2
箱から脱出3  南国土佐 高知駅1
県民文化ホール 22独演会41




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スノードロップを観ながら
- 2016/01/22(Fri) -
咲き始めているスノードロップを観ながら・・・・・・・
昨日見かけた、小谷歯科医院の今月の言葉「・・・自分にしかできないこと」
なんとなく、その言葉が記憶の奥に残って、気になっていた
仕事の先頭を進む発案・行動・挨拶はリーダーである自分から・・しかできない!
などと考えを巡らせながら、さぬき市の早朝のモーニングセミナーに出席

つい朝眠い時に体を起こし起床するようになった
池谷裕二さんの意欲は脳にはなく、体を動かす事によって線条体が活躍しその内側にある淡蒼球が活発になる
その時淡蒼球から発せられる電気信号が意欲だという・・・以前に読んだ資料から
お陰で、眠い時に起きるのが日課

まだ暗い、時に起きるのは人間だけでなく、鳥も起きている
薄暗い闇の中で鳥の声
主のいなくなった犬小屋の前でヒヨドリが一羽
バードテーブルのオレンジもついばんだ後がくっきり

今日も体を動かし・・・・意欲的に計画案を検討中

銀座鈴屋の甘納豆を戴きながら・・・・

スノードロップ3
自分にしかできないこと2
ヒヨドリ54
その後のバードテーブル4
甘納豆32

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