風に乗って
- 2015/06/30(Tue) -
五時前の空はまだ夜が明けていなかった
それでも、東の空は青く澄んでこれから始まる一日を予感させてくれます

今朝の、講師は徳島県ハンセン病支援協会の十川さん
16日に前編として45分、今朝は後編

ハンセン病の患者さんのほとんどが幼くしてここに連れてこられた
12歳で徳島から瀬戸内海の大島青松園へ連れて来られて60年。
平成8年に法改正されて、それ以来初めての帰郷
その時ハンセン病患者さんの会話

「山が子供の時に見たのとおなじです」
「ウサギ道を、今はタクシーが通るほどになっていました」
谷を通り、不自由な手で窓を開けると
「谷風がすーっとタクシーの中に入ってきました」
「わたしね~故郷の風が判りました~」

大島青松園での女性の会話
「私が死んだら、ここから海に向かって灰を撒いてほしい・・・風に乗って、故郷に帰ります」

万年筆を握る指が無い人は手首に万年筆を固定して手紙を書いて来てくれたと・・十川さんは言う
その文字の見事さ、知らない文字が必ずある教養ぶり、その努力に感動する。
60年も人間扱いされてこなかったのに、どちらが心豊かに人生を生きているのだろうと考えさせられる。
明るく、前向きに感謝の気持ちで生きている、ハンセン病患者のひとたちから学ぶことは底知れない。

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