このスプーンは何故こんなにも存在感があるのだろう?
柳宗理のことを調べていて
欲しくなり、コーヒースプーンとバターナイフをnetで注文し、取り寄せた
手にするとずっしりとした重量感がある
全体的なバランスもよく手に馴染む
この「黒柄カトラリー」が制作されるまでの過程を読んで
柳宗理の取り組み姿勢の真摯さに感動した
当時の制作スタッフである、友岡秀秋さんの文章は
制作過程の熱意と真剣さを伝えるに充分であった
小さくとも、存在感のある品物は
その背景を物語っているのだと思う
先日、Netで追加注文し
長男の嫁へのホワイトデーのプレゼントはこの品物にした
良いものを長く大切に使い、生活の一部として手に馴染むほどに使ってほしい
若い夫婦の生活を豊かにしてくれそうな・・・・
そんな思いを込めた逸品です
96歳の晩年まで終生デザインの第一線で活躍した柳宗理を心より尊敬する




