Archive2011年11月 1/2
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2011年11月29日 0
設計者は常日頃、机の上でパソコンに向かって設計という作業をしている経験上、コンクリートや鉄、そして木材のことなども、ほとんど知ったものの如くに組み合わせて設計図書にする。でもしっかり、現場で削られたスチールの輝きや黒皮の付いたBOXの柱を見ていると、図面では計り知れない魅力と存在感を持って、安易に設計している自分を「ハッ・・と」気づかせられる。その重さ、光り輝く面の刃物のような鋭さ。スチールの存在感...
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2011年11月28日 0
心をこめて、懸命に作られたものは観ている人の心に届きます。誠実に試行錯誤の末に技にまで高められたエネルギーはものが語ってくれます。丸亀町参番街の「まちのシューレ963」で開かれていた、かがわのアトリエ展でひとつガラスの花器を買ってきた。天霧ガラス工房の小さい気泡が螺旋状に埋め込まれている器これならば、野の花でも枝でも・・・・何か生けてみようと思える品物だった。ガラスの塊が以外に重くて,安定感があり...
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2011年11月26日 0
知らない街で、お気に入りのお店探しもいいものだ。自分の勘だけを頼りに、車を走らせて浜辺を流していたら・・・・それらしい雰囲気のお店を見つけた中年女性の、お昼のティータイムにはちょうどというお店以前別荘として利用していた建物を最近裏庭を駐車場にしてCafe兼レストランにリニューアルしたらしい。正面玄関からいきなり土足で入ってゆくには本当にいいのか?と思うほど、板の間の床は磨かれていた。中庭に新しくウッド...
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2011年11月25日 0
いつも自分で作っている箸を、今度は他人に頼んで作ってもらった。一番手になじみのよい、断面形状は五角形、先端は普通に丸く。材料はホンカリン、ポリマー仕上げで少し長めの25.5cmオーダーでお願いしたので、お土産に箸置きも作ってくれた。ようく見ると、箸置きの窪みには片側に少しテーパーを付けて置きやすくしている。作者は朝倉彫刻店の朝倉準一さん。お会いして、話をしてみると真っ直ぐで清潔感のある好青年、木工の仕...
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2011年11月23日 0
いつも手にする筆記用具は①軽く②はっきりくっきり③すらすらとなめらかに一般に文字を書く時は万年筆。三本のケースに入れて,使い分けている。スケッチするには、4B・6Bぐらいの鉛筆がちょうどいい鉛筆の芯は、こだわりの小刀で自分好みの形状になるまで削って使っている。打ち合わせで,メモをしたり文字を書きときは、何処でもかけるボールぺんにしているここのところよく使っているのは、三菱ユニのJETSTREAM 0.7mm(赤色)...
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2011年11月22日 0
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2011年11月21日 0
三越で香川県の職人さんたちの工芸品展があり、ちょうど丸亀町レッツでパネル展を開いていたところでもあったので、寄ってみた。案の定、菓子木型の市原さんに見つかって・・・「あーん赤山さんじゃないですか!」と呼び止められてあれこれ冗談を言っているうちに、ひとつのつもりが木型を三つも買う羽目になった。ひとつは、どうやらサービスで包んでいただいた感じ・・・・干菓子用にバラを練り物用にモミジをついでに型押しのバ...