ペンドクターのセイラー万年筆:川口明弘さんが今月の22(土)23(日)高松三越へ来られるという案内状を頂いて。
私は、高松三越の万年筆担当の売り子さんにとって完全に顧客名簿の一員なのだろうと、その葉書の下に書かれたメッセージを読みながら考えていた。
閉店間際の昨日夕方にそのコーナーへ立ち寄ってみると
『モー・・・・いつ来られるかとお待ちしていましたよ!』笑顔で迎えられた。
こんな風景は予想していたので・・・・今年のペンドクターのイベントではインクを少し買って万年筆を買うのは見送ろうと決めていた。
特に今は欲しい万年筆が見当たらないのと、店員さんに進められるままに買っていた自分へのブレーキの意味もあった。
そこで、今年は文具コーナーへ行く前に、紳士服コーナーへ立ち寄り、スーツを新調して行こうと決めていた。
今年春に仕立てたスーツがお気に入りな事も後押ししていた。
今回は柄違いを注文してみようと思い眺めていると、黒いストライプ柄のスーツが気に入ったので、それに決めた。
紳士服担当者は私の万年筆趣味を知っているから
『ちょうど万年筆のイベントをしているので・・・・来られるかナーと思ってました』とつぶやかれた.
ここでも、私は顧客名簿の一人なんだと思わせられた。
(ちなみに万年筆とスーツはほぼ同じ値段)
いつもの事ながら・・・・帰り道は・・・・デパ地下の和菓子コーナーへ立ち寄り、
金沢、中田屋の<きんつば>
松江、彩雲堂の<朝汐>
を買う。
いつも思うことは・・・・店舗には購買意欲をそそる誘惑がつき物。
お店側は売ることのプロ、ならば・・・こちらは買うことのプロ!
店員さんの笑顔たっぷりの誘惑や会話は・・・・・・買い手のたのしみでもある。
1階の玄関口を飾っていた、赤い口紅のような誘惑感をかもしだす・・アマリリス・アンスリウム・を眺めながら。

