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いつも元気

ほんまもん001

Archive2011年02月 1/2

  • 2011年02月28日 0

    いつも四国という瀬戸内の温暖な中で居るせいだろうか?阿蘇の外輪山の中から見る景色は新鮮に見えた。山頂周辺の野焼きされた草だけの景色目を一周すると、はっきりと外輪山に囲まれていることが判る。そそり立つように、火山がそこにある雄大な風景。いつしか日帰り視察であることを忘れている。場所や時間を忘れて、見入ってしまうほど魅力的な・・・・・澄んだ空気の阿蘇の眺めだった...

  • 2011年02月20日 0

    懐かしい本の背表紙を眺めながら、内容もぼんやりとしか思い出せないでいた。でも、著者である、小田実のたくましい生き様のことを、その頃、随分励まされるように感化されたことは確か。松岡正剛さんの「読書は二度する」というコラムを思い出して本棚から取り出して年号を確認すると、1969年の「何でも見てやろう」と「人間みなチョボチョボや」は1985年だった。時代背景も、自分の経験もまったく違うこの年になって読み...

  • 2011年02月18日 0

    山の峰を芯からずらせて緩やかなカーブで尾根の広がりを演出夕焼けの薄紅色の背景の中ほんのり白い雲をにじませて冬の寒さが、少し緩み始めたこの季節を春がもうそこに来ていると教えてくれるような、棹モノ名古屋、<両口屋是清>の羊羹ですおもふどち春の山べにうちむれてそこともいはぬ旅寝してしが    素性法師(古今集)『春の山』と銘するこの羊羹の作り手の教養と人柄に、思いを馳せながら、いただく。...

  • 2011年02月17日 0

    『朝起きて、すぐに新聞を見るような人間にたいしたことはやれない』 内村鑑三『朝新聞を十五分以上読んでいるような人間に、ろくな人間はいない』 加藤歓一郎『新聞なんてものは三ヶ月ぐらい見ないでおいて、後で綴じ込みを繰ってみると、如何に無用の記事が多いかがわかりますよ』 金原省吾<それぞれの途で一道を拓いた人の言として何れも傾聴に値する言葉ですね>とこの言葉を紹介してくれたのは森信三。この言葉を5年前に知...

  • 2011年02月16日 0

    いつも笑顔で、柔らかい表情が全て良いとは限らない。時に、引き締まったぶれない心は非常に大切だ。むしろ、態度が軟弱で、方向性が定まらずフラフラする様では困りもの。方針が二転三転して、周囲の表情を見たり、目先の損得勘定で判断しようとしている様は周囲の人たちを不安がらせてしまうばかりか、信用さえなくしかねない。表情が柔らかいことと、心の芯がぶれずに緩まないのは矛盾するように聞こえるが、そうでもない。その...

  • 2011年02月15日 0

    毎朝、顔を洗う時、鏡に向かう。我が家の洗面所は狭いが、鏡は全身が映るほど大きい。洗面所の白熱球を全部つけると、オレンジ色に照らし出されたむこうに・・・見慣れた男がいつも立ってこちらを見ている。鏡の中の自分に微笑むと鏡の中の自分が笑顔で答えてくれるその笑顔で一日が気持ちよくスタートする眠い目をしている鏡の中の自分に「元気かい!」と語りかけるとニコッと微笑みながら、すーっと明るい表情になる自分の心は自...

  • 2011年02月14日 0

    机の横の本棚に入れてある本を見つけて。ちょうど事務所にこられた Yさんが 「へーー五輪書ですか?」といわれた事を思い出しながら。五輪書の日付は正保2年と記載されているから、調べてみると西暦1645年ということになる。300年以上も前の宮本武蔵の資料この中の<風の巻>にでてくる一説一、他流で目付けという事。目付けといって、その流派によって、敵の太刀に目を付けるものあり、また手に目を付けるものあり・・...