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2010年06月07日 0
『人物の値打ちだけしか字は書けるものではないのです。書けるというと御幣がありますが、字というものは人物の価値以上に光らないのです』 と言ったのは 北大路魯山人最近少しは観られるようになったと、自分の文字を数年前の文字と比較して眺めていたが、魯山人のこの言葉を知ると、すーーっと血の気が引くように、鼻っ柱を折られたみたいで、一気に謙虚になれる。白井晟一の書が太くおおらかで、親しみやすさのあることに比べ...