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書道展
- 2018/09/09(Sun) -
全体左 全体右
毎年開かれる、毎日書道展、今年も見せてもらった。
知り合いの方が奨励賞を受賞されたので、それは見に行かなくては~  となった
毎年、毎日書道展はサイズが半切がほとんどなので、サイズ的には見やすい
全紙(70×136.3cm)以上になると大きくて自分の手に負えない感じでサイズだけで圧倒される

香川県文化会館と高松市美術館の両館で開催され、見ながらその量の多さにも圧倒される

どれも力作ぞろいで、常日頃稽古されている姿を想像させられながら、見させてもらい、いつもながらの刺激をもらう

そしてその前の稽古、 盛花 直立型
 リンドウ と ケイトウ  
尺丸水盤に生ける

書道展01 書道展08 書道展07 書道展06

書道展05 書道展04 書道展02 

書道展03  盛花 二種生け










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小説を読む
- 2018/08/15(Wed) -
真夏の犬とヒヤカムザサン 小説  星の王子様2

海外への飛行機の中では、まとまった時間が取れて静かな読書タイム
飛行機が高度を安定させて、しばらくすると手元ライトを照らして一人になれる

今回の旅行では、往復の時間をこの三冊を手にして乗り込んだ
ほとんどの人が静かに寝ている時
私の脳裏に浮かび上がってくる映像は、宮本輝が描く短編集・・・・昭和30年代の大阪近郊の下町の暮らし

この小説を読みながら、著者より少し年下になるだけでほとんど同世代の思い出として鮮明に思い出すいくつかのことがあった
小学生の時同級生だった タッちゃんとマサミ の二人だ
四国三本松の港近くの、網小屋の横に住んでいたタッちゃんは、数年前に事故で亡くなったと同級生から聞かされた

また三本松築港の倉庫の横を住まいにしていた、マサミの家族とは 中学卒業と共に・・・・連絡が途絶えた
二人とも、小学生の三年生の担任 T先生、五年生の担任 M 先生から特別気を遣われていた生徒だった
私は彼らと気が合ったのか、心を許してくれて、家へも何度か遊びに行った

母親がいなくて、遠洋漁協に出ていた父親の職業柄、知り合いのトミちゃんという叔母さんに育てられていたのがタッちゃん
何度か部屋に行ったが、玄関の土間が半畳、そして6畳位の部屋だけが住まいだった。
台所も、便所も外だったように思う。
マサミの家もよく似ていたが暗い部屋で窓がなかった事が小学生の私の眼には、さらに不憫に感じた。

今ではもう二人の住んでいた建物は無くなった。

小説 『二十四の瞳』 の子供たちの貧しさから来る、悲しみとどこか似ていて、宮本輝の描くこの時代の世界も貧しさと、過去を隠して生きている暗さが心の奥に重たいものを残す
そして幼いころ、過ごした二人の友達の家庭のことを想うと、昭和三十年代の日本の田舎町のどこにでもあった貧しさと悲しみを思い浮かべる
飛行機の中で一人静かに活字に目を奪われながら
脳裏には、三本松の街で見かけたランニングとステテコ姿の大人たちや、貧しさに心を固くして育っていた友達の笑顔を思い出して
自分一人は、映画『泥の河』 の主人公の 8~9歳の少年の眼差しになっていた。

もうその景色はどこにもなく、思い出の中だけにぼんやりと四国三本松の港と共に残っている

鳥籠のような細い格子を窓の外全面に取り付けた高層アパート、防犯の為でしょうか? それぞれに異なる格子デザイン
じめじめした舗装と崩れかかった外壁、その中でどんな生活が営まれているのだろうか?
香港とマカオで見かけた路地裏の風景とどこか似て、余計に悲しみが胸を突いて思い出す旅行だった。


 マカオのアパート1     マカオのアパート3

 マカオのアパート4     マカオのアパート2




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古文書解読
- 2018/08/01(Wed) -
RUDOLF OLGIATI スケッチ RUDOLF OLGIATI 
先日ラジオで講演を聞いた、平川新さんの書籍 『開国への道』 が届いた。
p358に渡る、幕末の歴史的な資料を基に多角的に書かれた本
巻末に記載されている、年表に我が家の家系図から先祖の人達の出生年月日を記載すると
西暦・年号干支・天皇・将軍・日本の社会情勢・世界の社会情勢 の時系列の表現は
我が家の4~5世代前の人達がこの世に同時代に生活して時と重なる・・・・その親近感にリアリティーを感じる

古文書を学んでいたころを思い出しながら、古文書大辞典のことやこの本を書くために、著者はどれほど多くに古文書の資料と向き合って取り組んでこられたのか、その精緻で圧倒的な量と解読するその努力に感心させながら、古文書のこと、幕末のことなどを想像していた

40年以上も前に購入して、穴が開くほど、スイスの建築家のスケッチを観ていたころを思い出す
スイスの片田舎に住んで、地元の建物ばかりをこつこつと設計していたルドルフ・オルギャーティーのことを


開国への道2江戸末期年表古文書大辞典

古文書解読1  古文書解読2



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Introduction(書き出し)
- 2018/07/08(Sun) -
O・Henrys

小説の書き出しは、書き手にとってどんな思いで始めるのだろうか?
又吉直樹さんが、小説「火花」を書いたときに、書き出しの文章は、落語の『出囃子』 と似ていると言っていた
書き手が最も気持ちを込めるところでもあり
これから始まる、物語の導入部は、読み手に取ってどんな物語が始まるのであろうかと期待が膨らむところでもある


The cop moved along the street, looking strong and important. This was the way he always moved. He was not thinking of how he looked. There were few people on the street to see him . It was only about ten at night, but it was cold. And there was a wind with a little rain it.
パトロールの警官が勿体をつけて大通りを歩いて行った。勿体をつけるのは見栄からではなく、くせだった。その証拠に、見ているものはなにもなかったのだから。時間はやっと夜の10時だったが、雨もよいの冷たい風のため、街路に人影はほとんどなかった。


高校一年生の私たちに 英語(グラマー)のM先生から最初の授業で手渡された英文のタイプで打たれたその用紙には、上記の文章で始まる英文が並べられていた。
そして、この 『After Twenty Years:20年後』 というオーヘンリーの短編小説を最後までひと段落ずつ生徒が訳して進めるという授業だった。
50年も前の県立三本松高校での英語の授業だったが、教科書でなく、アメリカの小説で始まる英語は、あまりにも新鮮で心に響いた授業だった。校舎も建て変わり、教師も亡くなり風景も一変したが、今でもその授業風景が思い出される。

この作家の意外な状況描写から始まる出だしと粋な表現のダンディズム・・・・・・・そして最後の巧妙な結末。
15歳の私は、この作家の文章表現の格好いい魅力に感心させられた。

翻訳されている市販のオー・ヘンリー短編集では、原書のニュアンスが少し違うのがよく判る。
もう少し英語圏の人達のニュアンスが伝わるような受け取り方が出来ないだろうかと、長年日本語で生活してきた身にとって歯がゆいところでもある。

英会話ができるのは晩年になっても憧れでもあるが、原書をすらすらと読んで見たいというのも念願だった
忙しい仕事の合間に、書道や生け花を学びながら・・・・ついでに英語もと考えた。
そこで、
英語の<レベル2:TOEIC@350点以上/英検3級以上> という 語学上達の秘訣から この本を選んだ。 

最初の「出囃子」にも似た書き出しの文章のニュアンスをそのまま感じて受け止めたいと思い、
ついでに、英語の読解力を身につけようと、O・Henry’s の小説から始めたところ・・・・

ティーブレイクは、友人から手土産で頂いた神戸プリンとゼリー。
来月課題の調和体の稽古。


神戸プリンとゼリー  調和体 6月号






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審査員ギャラリートーク
- 2018/07/01(Sun) -
VPS
県展2
今日から香川県立ミュージアムにて書の部門の展示
お昼一時半から審査員によるギャラリートークがあるということで、午前中はちょうど隣のレグザムホールで生け花の研究会
少し時間に余裕があったので事前にすべての作品を見せてもらってから
ギャラリートークに参加させてもらった

やはり、審査員の話は聞いてみるものです
観るポイント、受賞作品の秀でた部分、全体的な印象等
4名の審査員がそれぞれ部門別に受賞作品を解説され、受賞者も共に作品の横で聞くという珍しい体験
各審査員の個性もよく判り楽しい雰囲気で聞けた

また今日から稽古に励もうと刺激をもらった・・・・・香川県展   書の部  でした

日本画部門の県知事賞は昨年に続いて 馬場さんが受賞・・・・・この作品にかけたエネルギーに感動!

午前中の小原流の第三回研究会は 90点・・・残念ながら準優秀の旗は立たなかった

書 知事賞2  審査員解説1

審査員解説2   審査員解説4  

   審査員解説3     日本画知事賞2    研究会3

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楷書の稽古再び
- 2018/06/28(Thu) -
楷書30
書家、新井光風さんを知ったのは、NHKラジオ深夜便の「明日への言葉」のインタビュー
その中で、新井さんの師匠に当たる、西川寧(ひさし)さんを語る部分で
西川寧さんの楷書に迫力に感動して、いつかこの人の元で、学びたいと考えて、27歳の時に弟子入り

それほどの楷書なのかと・・・・・西川寧さんの楷書の手本を取り寄せて、楷書の稽古
なかなか楷書も・・・・いいなーと思いながら

昨日、霧吹きを購入しに西村ジョイに行ったことろ
玄関わきの花・苗売り場のマリーゴールドが気になって・・・・帰りに苗を購入
そして今朝、プラントBOXに植え替える

楷書 西川寧2  楷書 西川寧

マリーゴールド  マリーゴールド1

マリーゴールド2  マリーゴールド3



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解説と実行
- 2018/06/25(Mon) -
柳宗悦選集 第八巻
柳宗悦選集 第八巻「物と義」 の中より

p148「書論」から始まる、書についての論文は柳宗悦の博識の広さに感心させられるが、雑論で述べている部分
p178
「自分はなぜ字がへたなのか。いろいろ理由が挙げられことができる。だがそれでも充分な説明がつかぬ。第一、習字を怠ったからともいえる。もっと修業を積んでいたら今日のようなへまな字は書かずに済んだかも知れぬ。どうも勉強が足りなかったと思える。・・・・・
書に対する知識が足りないのかもしれぬ。・・・・第三に私は天分がないのだということで、この問題を片づけて了はうとも考えた。一番手っ取り早い解答である。併し考えると簡単には言えぬ。天分がある人だってろくな字を書いていないのはどういうわけか。・・・・。」
p180

そのことで、北大路魯山人から 柳宗悦は文字のことを酷評されている
常々語っていることと、書かれている文字には人物が出るという
それが、せっかくの民芸その他の評論のレベルがあるのに
文字が光らぬ、文字は人物分しか光らない・・・魯山人の文字に対する評価は手厳しい

自分は下手だと決めつけないこと
ただ一心に、臨書を続けて自分の手と目を生かして身体を酷使する稽古以外にないと思う
自分に課する稽古の意識を妥協せずにやる以外にない
稽古の質と量のそのレベルを上げること・・・・


説明できることは上達にはならない
ただ実際に手本を見て筆を動かす以外にない
甘やかすのでなく、自分自身との葛藤以外ない

柳宗悦の書に対する姿勢は私にとって冷や汗が出る・・・・決して彼の様になっていはいけない!
魯山人:『文字は人物以上に光らない』という言葉がずっしりと心の奥に響く
私の反面教師になっている

そう思いながら、日曜日の引田から帰りに・・・・顔真卿の臨書を重ねる

引田の親類の玄関に網戸を着けてほしいとのことで・・・・現地調査

北大路魯山人 著2  北大路魯山人 著

顔真卿 臨書3  サッシ2






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書道稽古
- 2018/06/03(Sun) -
逆光の朝日
月に一度の書道教室
添削を受けるために、毎週のごとく郵送で稽古作品を講師の先生に送っていた
今回初めて、7月号の調和体、一般の部 一席に入選
褒められたようでホッとする

朝日は眩しすぎるほどの逆光
昨日見かけた、三本松のロイヤルホテル前のサツキツツジは満開
 サツキツツジ  ツツジ 博多

調和体一席


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ハンコの補修
- 2018/06/02(Sat) -
ハンコ直し
常遣いの認印の辺材が欠けていて、しばらく使っていなかった。
このままではいけないと思い、いつも落款造りでお世話になっている大原さんの処へその認め印を持ち込んだ
このままでは補修はできないが、先端部を切り落として短くなるが掘りなおすことはできるとの事
ほとんど、最初のハンコの字体に近い形に再生してくれた

そして、私が20年前に篆刻教室で先生をしていただいた、先代の大原さんの落款の額をお裾分けしていただいた
もう10年以上前に亡くなったが、作品は残って、思い出話に花が咲く
そして、先代の作られた落款もいくつか持っているので懐かしく思い出していた

本日のお茶受けには、頂き物の 季節限定・ヨモギ味の<あも> 叶匠寿庵

そして稽古花は、 香梅梅・スカシユリ・鳴子百合
傾斜型

大原邦舟2 大原邦舟1
あも ヨモギ 瓶花傾斜型2


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感謝を込めて後始末
- 2018/05/18(Fri) -
遠石八幡宮
山口県周南市へ倫理法人会の巡行で行ってきた
山陽線を電車で岡山から博多へ行っていた学生の頃、徳山のところに来ると
明るい工業地帯の照明でコンビナートの異様さに目を見張った
長年車窓からのみ見ていた街に、初めて降りてみた
工場地帯とは違う庶民の住んでいる下町へ・・・・

遠石八幡宮で早朝からセミナー開始
その時のテーマは「手習いの徳」
書道について、実際に取り組んできた、本職の仕事以外の書道について語ってきました

書道で一番気を遣うようになったのは、後始末です
書道具を使うだけ使って、適当に仕舞うのは辞めるようになった
先生が筆を仕舞うときに、合わせた手に挟むようにして筆に感謝している姿に驚いた経験がある
そのようにして、感謝したことがなかったことを知らされたような忠告以上に心に届いた仕草でした

それ以来、感謝を込めて後始末するようになった
硯も墨も筆も落款も道具すべて・・・・・
物の整理は心の整理と・・・・後始末の大切さを思い出しながら

硯1  筆1

墨1  落款印泥1


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