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道具の手入れ
- 2018/09/23(Sun) -
盛花直立型2

墨を摺る時、気持ちよく墨が下りるときは素早く黒い墨がにじんでくる、しかし長く使っていると、鋒鋩(ほうぼう)の間に洗い落とされない墨が詰まってきて、気持ちよく墨が下りなくなる
そんな時、まとめて、硯用の砥石(ナグラ)で硯に研ぎを掛けると、見る見るうちに細かな鋒鋩(ほうぼう)が甦ってくる
乾いたときに、光にかざすと小さい突起がよくわかる
電子顕微鏡で、この鋒鋩を観た写真は、岩の繊維のままに複雑に絡み合って硯の表面を形作っていることを知る
よく使う五個の硯を濡らしながら砥石で研いでみた
手持ちの硯は、ほとんどが中国製の端渓硯、赤いのは山口県の赤間硯(作家:堀尾信夫 作)
一番のお気に入りは、丸みのある端渓の硯、使いやすさもサイズもちょうど。

さっそく、研いだ硯で墨をすると・・・・気持ちよく墨が下りる、見る見る間に黒い墨が硯の丘を染めてゆく
そして、また筆を使う意欲もそそられてくる

そして、切れ悩んでいた、生花のハサミや包丁も中砥石、仕上げ砥石で研いでみた
プロのようにはすっきりと研げないが、大工さんがしていた姿、youtubeで見かけた刃物の研ぎ方に見習って懸命に研いでみた
道具は、 『 いいものを買って、きちんと手入れして、長く大切に使う 』 を心がけている
休日ならではの、作業です

土曜日には、二週間ぶりの生花の稽古
月末の研究会用の稽古 盛花・直立型
ホトトギス(5)
ケイトウ(3)
丸水盤に生ける

手入れ1  手入れ3

手入れ2

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信頼関係の構築
- 2018/06/26(Tue) -
霧の夜明け3
百十四経済研究所が毎月出している「調査月報」2018/5月号
毎月送られてくる内容から、気に止まった投稿記事があり
その投稿者にさっそく三本松ロイヤルホテルで講話をしてもらおうと連絡をとった
その著者である尾田さんに無理を言って承諾していただき、二か月後の本日講話をしてもらった

「西陣織と地域をつなぐ仕事」と題して、40分 充分内容を検討されている講話でした

スライドを使いながら時系列で大学での研究から商品化への問題点や克服内容を丁寧に説明された

西陣織の職人組織を 「緊密で無駄のない情報交換」 が 信頼関係を構築しているという、研究成果も含めて
アカデミックな研究と、事業として実際に作り始めて取り組んだいくつかの実践
その行動力に感動しました

今朝のオアシスからの景色は朝靄の朝日・・・・

昨日の柳宗悦の名誉挽回作品・・・・南無阿弥陀仏  
 この博識と仏教用語の広範囲ぶりには・・・・脱帽でした
誰しもが認める!!

霧の夜明け4  尾田美和子さん

尾田美和子さん2     南無阿弥陀仏 柳宗悦




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忘れたころに届く
- 2018/05/12(Sat) -
大塚靴M5-100
この靴を注文したことを忘れていた
この商品を観ながら、・・・・・・・netで注文履歴を調べてみた
確かに、昨年の4月に注文していた、大塚製靴 M5-100
注文したころを思い出しながら、確かに手元に届くのには一年かかると記載されていたが
敢えて注文した靴
ヒット商品らしく今では、一年半の待ち時間になっている
履いて見ると、パンパンにきつい感覚だがフィット感もちょうど
フィット感はオールデンのチャッカブーツと似ているが
履き心地は違う
自分の足として慣れるまでには時間がかかりそうだが、フォーマルな洋服向きなので常に履くことも躊躇する

今であれば、注文しないかもしないかもしれないな~と  また試しに履いている
お気に入りなのだ!

一昨日の庭のヤツデは 水をはじくように輝いていた

ヤツデ



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家路
- 2018/01/19(Fri) -
伝統工芸 家路
高さ20センチぐらいのこの人形には、一目見た瞬間に、日本の母の家路を急ぐ姿に見えた
柔らかいマフラーのたなびいている様子が寒風の強さを教えてくれる
吹雪が舞うような寒い時に、仕事を終えて帰宅する姿は、この寒さの中、家で待っている幼い子供たちがいるのだろうかと
想像を掻き立てるほどに、慈悲深い日本の母の優しい雰囲気を漂わせている

もう十年以上前に、小雪舞い散る中を、高松松島付近で、自転車の後ろに幼い子供を乗せて前の籠にはスーパーで買った買い物袋と手提げかばんを入れて、ペダルを漕ぎながら、懸命に寒さをこらえて帰路について居る若い主婦の姿を見た時のことを思い出した

この様にして、私の母も、家で待っている子供のために働いて、働いて、・・・・手があかぎれで痛々しくなっても
泣き言云わず、子供や家族のために働いていたシーンを思い浮かべる

この可愛い人形に込められた人形作家の心に感動して、いつまでもガラスに額をつけて見つめていた

香川県立ミュージアムで開催中の伝統工芸展
この日曜日の21日までが開催

招待状を頂いた、硯作家の作品も見つけて嬉しく拝見させてもらいました
その作家さんの硯を又遣ってみようと・・・・見つめながら楽しく心を膨らませた

人間国宝の作家さんと研修生のDVD鑑賞には、いつも感心する!!
今年は金箔を使った九谷焼きの作品でした

九谷焼1   九谷焼2

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組子細工
- 2017/11/16(Thu) -
組子パズル3
高松三越の5階催し物会場で開かれている、香川の伝統的工芸品展へいって来た
昨年初めてお会いした、大井建具の網さんが職人さんとして来られていることをお聞きしていたので
入社して一年半、どうにか辞めずに続いている、ほっと一安心!
お客さんとにこやかに談笑している姿はなり切っています・・・・

来たついでに、コースターと箸置きを一つずつあいさつ代わりに購入して
組子パズルの説明書を頂く
動画撮影しながら・・・師匠の大井さんと話をする。

今朝の朝日、事務所前の高徳線を通勤列車が走り抜けて行く


    網君 2   箸置きとコースター1

電車が行く2

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試験管の花入れ
- 2017/08/28(Mon) -
ニッチの棚には試験管の一輪挿しを入れられるように
修正して欲しいと、施主様からの要望があった
後日、そこで実物の試験管も持参されこれで考えてほしいと・・・・
さらに、市販されている試験管のサイズ等と取り付け方のディテールを検討した。

これをきっかけに・・・・その後、NETで既製品の試験管一輪挿しの品物を検索
木製の色んな品物が豊富に販売されている事を知る
価格もリーズナブルで手軽に楽しめるインテリア小物として見受けられた

自分でもいくつかのデザインを考え、週末の岡山での勉強会の間に考えてみた

木製の場合
金属製の場合

木製の場合は、建具・家具を作っている職人さんに制作をお願いするとしたら
どんなふうにしてもらおうかと・・・・工具の事や材料の事を思い浮かべながら
金属の場合は、ステンレスの薄板で加工することをイメージしながら
玄関の下足箱の上に、居間の棚や食堂の窓際に・・・
生花の花展に出品するときの花器としても考えられる
いくつかのパターンを考えてみた

価格をリーズナブルにするのには、ロット数を確保しNETなどの販売ツールまで視野に入れておかなければ
難しいな・・・・と 、経済的側面も思いめぐらす

まずは、数個作ってみるのはどのような形がいいか・・・
時間を見つけて検討してみよう

週末の岡山・高島屋屋上のビアガーデンからの夕日を見ている時も
ふとそんなことを考えていた

ビアガーデン岡山高島屋1  一輪挿し1

一輪挿し3  一輪挿し4

一輪挿し5  試験管51

試験管heart-box  試験管lifeup9





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イタリー製バイク
- 2017/05/14(Sun) -
初めてみる、イタリー製のバイク
土曜日の午後、友人の T さんがさっそうと乗って来た
MV AUGUSTA F4 998cc
色んな部位のデザインが変わっている
後ろのサスペンションは片側支持タイプでDUCATIと似ている
エンジンはフェラーリと同じ設計者とのこと
横にフェラーリのロゴが貼っていある
エンジンを吹かすと確かにサーキットで走っていそうな高音の排気音
スポーツタイプのバイクは、走ることに特化して研ぎ澄まされたデザインに
いつも感心する

「ところで何台・・バイクを持っているんですか?」 とTさんに尋ねると
「う~ん・・・内緒!」との返事
2台は売る予定・・・と答えを濁された
以前ガレージを見せてもらったら 5~7台は見えていたのでそのくらい・・・・でしょう
Tさんは、バイクが仕事ではないので、他に遊びをしない唯一の道楽なのかもしれない
男には仕事ではないそんな道楽が生きがいにもなり、息抜きにもなっているのかもしれない
そう思いながら車体に目を奪われていた・・・・エンジンをかけてさっそーと帰っていく後姿を眺めつつ。

今週の生け花の稽古
次回の研究会用の<写景盛花様式本位>
燕子花(かきつばた) 夏の挿法

葉組のすっきりした構成と花のバランスが重要ポイント
表向きの花は第一苞が前に来る、花弁が前に垂れる
裏向きの花は第二苞が前に来る、花弁は両方に別れる

葉組を覚えるまでがなかなか・・・・高さと表裏の向きと順序が、まだまだしっくりこない
参考書を何度も書き写す・・・・

先週買ってきた、堆肥と土を混ぜて、ヒラドツツジとランタナを植える

イタリー製バイク21  イタリー製バイク212

イタリー製バイク213  イタリー製バイク214

燕子花・夏の挿法1  燕子花・夏の挿法2

ヒラドツツジ1  ランタナ21













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鋏ケース
- 2017/05/05(Fri) -
何度かデッサンをし、検討してきた鋏ケース
高松のラウンドの柏原さんに
革(ブッテーロ)ワインレッドでお願いしていた品物が出来上がった
中身は二重にそして蓋部分は湾曲しやすいように一重
ジャストフィットのサイズ
仮縫いの型紙と紙の試作品が横に置いてあった
こんな風に作るのかと・・・感心しながらお願いしてあったロゴマークを確認しながら
鞄に入れる

これで安重の鋏を扱うしぐさが丁寧になりそう・・・・・です!

鋏入れ12  鋏入れ13

鋏入れ51  鋏入れ52

鋏入れ53  鋏入れ54




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鋏入れ
- 2017/03/23(Thu) -
生け花の稽古には必需品の花鋏
一般的には五寸五分のものが主流
正確に測ってみると、167mmの長さがあった
ステンレスの物と京都の安重打刃物店の黒打鋏の二本を主に使っている
鞄の中に入れておくのに、今まではタオルに巻いてしまっていたが
どうも、これでは遣い勝手上なじみが悪い、すーっと取り出し辛い
そこで既製品の鋏入れを探したが、気にいった品物が見当たらない
設計者としての習性でしょうか?
そこで作るとしたらどんなのがいいかついつい考えてしまう

昨日も、お昼の会議の途中でほかの人の意見もそこそこに
思いついたデザインを資料の隅にスケッチをして考えていた
少し硬い皮で中に鋏を入れた時、動かないほどにコンパクトなものがいい
両側がゆったりとカーブを描くような一枚革で・・・・
どこのだれに頼もうかと・・・・作り手のことも考えいた
そして肝心の費用も・・・どのくらいするだろうか?

今朝は曇天、昨日は綺麗な朝日
一日でこんなにも明け方の様子が違う

日の出前43  朝日545

鋏入れ212  花鋏21

                       日の出前45

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ブランドイメージ
- 2017/01/21(Sat) -
昨年の2016-2017:カー・オブ・ザイヤーに選ばれたのは、スバルのインプレッサスポーツ/G4
外国の車種では、アウディA4シリーズでした
今朝の朝日新聞、BEのフロントランナーは昨年同賞に輝いたマツダ自動車、執行役員の前田育男さん
毎年熾烈な競争をこうして車の業界で見させてもらうと、内容はどうなんだろうと勝手な勘繰りをしてしまう。
数年前から、マツダの車のフロントのグリルデザインが一新され赤いメタリックの鮮やかさには気を止めていた。
マツダの企業イメージを明らかに刷新するインパクトを受けた、この人がその仕掛人だったのだろうかと興味深く読ませてもらった
今年のスバルもそれを追い越すような勢いを持って取り組んだのでこの賞を得たのだろう

アウディA4シリーズは、ショールームで実際にハンドルを握り乗車した経験があり、外観のシンプルな様相と違う内容の大きな違いに感動したことを思い出していた。
このアウディも、10年以上前には考えられないような、きりっとした新しい時代へ向けて作り出しているのを感じていた
それは、ショールームに入っただけでも体感できる
アウディの近未来を体感するような空気感が内外全体に漂っている。

車を作る、メーカーのデザイナーたちやデザイン責任者は思い入れたっぷりに必死に頑張って近未来の車社会の提案にしのぎを削っている。
車業界の人達を拝見して、私は建築の仕事でそこまで懸命に毎日の仕事で取り組んでいるだろうかと、振り帰ると胸を張って答える自信のない自分を感じる。
企業規模は違えども、毎日の仕事で、ブランドイメージを刷新するような取り組みを今しなければ
未来はないと、マツダ、アウディ、レクサスの取り組みを見て反省させられた。

マツダ自動車03  マツダ自動車02

前田育男さん  レクサス21

アウディA4  アウディS4






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